【2匹目迷っている人へ】多頭飼いをおすすめする理由

犬の多頭飼い(※)をすると、「やっぱり犬が多頭いるのって素敵だな~」と思う瞬間がたくさんあります。

私は、直観と勢いで2匹目の犬を迎え、晴れて「多頭飼い」飼い主となりましたが、飼ってみてから初めて気づくことがたくさんありました。

そこでこの記事では、犬の多頭飼いの現役飼い主として、多頭飼いのメリットとをご紹介します。2匹目の犬を迎えようか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

 

※一般的には聞き慣れないと思いますが、犬を2匹以上飼うことを「多頭飼い(たとうがい)」といいます。

 

 

遊びの質が向上する

まず何といっても、犬が生きる目的の一つといっても過言ではない「遊び」の質がぐんとアップします。

1匹の時は犬の遊び相手は飼い主さん。

もちろん、犬は飼い主さんのことが大好きですから、楽しく一緒に遊ぶのはこの上ない至福の時間です。

ボール取ってこい遊び、ロープの引っ張り合い遊び、おいかけっこ、かくれんぼ、など様々な遊びはありますし、犬も楽しんでくれます。

上級者ともなれば、アジリティ(犬と飼い主さんで挑む公式競技)やフリスビーに挑戦するのも良いでしょう。

 

ですが、多頭飼いをしてみて思うのは、「やっぱり犬同士の遊びには人間はかなわないなあ~」ということ。

 

何がかなわないかというと

  • スピード
  • 遊びの展開

の2つです。

 

スピードというのは、走りまわるスピードだけではありません。

止まる、動きを開始する、寝転ぶ、立つなどの動作ひとつひとつのスピードが異様に早いのです。

 

さらに、目線や頭の位置、しっぽの振り方や体の重心など様々なボディランゲージを使って、相手にメッセージを送りながら遊びを展開していきます。

 

人間でいえば、バスケットボールやサッカーなどで、選手が相手を抜くために右に左にフェイクをかけながら動いていますよね。あの動作のもっと高度なものという感じです。

 

我が家の2匹が遊ぶときは、もっぱら、

  • プロレス
  • おいかけっこ
  • おもちゃの取り合い

をして遊びます。

 

とくにプロレスは、愛犬家の間では、「わんわんプロレス」略して「わんプロ」ともいわれるもので、犬同士の遊びとしては一番メジャーなものです。

(↑これがワンプロ)

後ろ足2本で立って取っ組み合いをしたり、一方が下になり寝技を繰り広げたりするので、「プロレス」というより「レスリング」に近いかな~と思います。

 

我が家の2匹は毎日毎日飽きもせず1日当たり5~6回はワンプロをしていますが、技の出し方や展開など、「これは人間にはできない」という感じです。

(↑ワンプロを上から見た図。早すぎて何がなんだか笑)

 

私も犬とプロレスをしてみることはありますが、いつも私がすぐに降参し、犬側は「なんだよつまんねーな」という感じ。

人間は2足歩行なので、4足歩行である犬と同じ動きをするのは無理ですし、目線が違いすぎるので、お互いに動きに制限が出て、プロレスにならないのです。

 

coco
やっぱり犬には犬同士にしかできない遊びや絡み方があるんだな〜としみじみと思います。

 

犬同士で楽しく遊べると、犬の中での「楽しい」「嬉しい」「喜び」の感情も増すので、メンタルヘルス向上にもつながります。

多頭飼いすると、携帯の動画が愛犬たちのプロレスでいっぱいになることでしょう。笑

お留守番のさみしさが緩和する

多頭飼いを検討する飼い主さんの主な理由の一つが「お留守番の時にさみしくないように」。これは私も大賛成です。

 

犬を飼うことのデメリット体験談の記事でも紹介しましたが、集団生活をする犬にとって、お家でひとりきりでお留守番する状況は、長時間になればなるほどとってもストレスです。

 

coco

お留守番の時に、自分以外の犬の存在がいれば、とっても心強いですよね。

 

我が家の2匹は、いまだにお留守番は苦手で、飼い主が家を出てからしばらくはソワソワしていますが、そのうち2匹でプロレスが始まり、おいかけっこが始まり、1時間を過ぎるころには疲れて寝ます笑。

(↑お留守番の様子は、こんな感じでドッグカメラで見ることができます)

もちろん、1匹でも2匹でも、「お留守番トレーニング」は必要です。「家に置いて行かれても、飼い主は絶対に帰ってくる」と覚えてもらい、安心して家で過ごしてもらうためのトレーニングをするとしないとでは、ストレスが全然違います。

でも、空間に一人きりの時間を、退屈と不安と戦いながら過ごすよりは、一緒に過ごす仲間の存在がいるのはとっても心強いと思います。

フードの食べムラがなくなる

先進国の家庭犬ならではの悩みの一つが「フードの食べムラ」。プードルやシーズー、マルチーズなどの小型犬に多いと聞きます。

理由は、使っているドッグフードが体質に合わない、毎日同じフードに飽きた、人間のご飯の方が食べたい、などいろいろな理由が考えられます。

(※ただし、体調不良のワンちゃんを除きます。今までと様子が違うという場合はすぐにかかりつけの病院で診察を受けてくださいね

 

ですが、多頭飼いしている飼い主さんから「フードを食べない」という話はほぼ聞いたことがありません笑(※闘病中のワンちゃんを除きます

 

我が家の2匹も、うちにやってきてからかれこれ数年、1度たりともご飯を食べなかったことはありません。

多頭飼いの犬が「食べムラ」をしないのは、ずばり、「食べないと、横取りされちゃうから」。

(↑横取りされちゃってる図です。笑)

「食は争い」の言葉通り、食べないと横にいる兄弟姉妹犬にご飯を取られてしまうのです。

 

coco

「食べムラ」は、1匹でご飯を食べる状況が小さいころから習慣化しているワンちゃんに多い印象です。

 

具体的には、生後すぐにペットショップに流通されてしまい、幼少期をペットショップのケージの中で1匹で過ごした子。

飼い主さんの家に迎えられた後も、1匹で誰からもご飯を取られることなく自分のペースでご飯を食べる環境にいる子です。

 

対して、多頭飼いのお家の食事風景はすさまじく、我先に自分の分を完食し、食べ終わると横にいる兄弟姉妹犬のお皿に食べ残しがないかチェック。

おやつでさえも「食は争い」です。笑

 

消化に悪いので、本当はもっとゆっくり食べてほしいのですが…。

「フードを食べない」と悩んでいる飼い主さんのお話をきくと、すごく大変そうなので、その点多頭は良いな~と思います。

 

極度の運動不足にはならない

多頭飼いしてよかった~!と思う一番の季節は梅雨時期と猛暑が続く夏季。

雨の中でもお散歩するワンちゃんや飼い主さんももちろんいらっしゃいますが、大半のお家は雨の日はお散歩はお休み。

 

すると何が起こるかというと…

  • 「運動したい!」「体動かしたい!」
  • 「イライラする!」
  • 「これ(ゴミ箱や家具)、壊してやれ!」

となり、家の中はハチャメチャに…笑。

 

もちろん、雨の日は、飼い主さんの方から「一緒に遊ぼう!」といつもより多めに、家の中で遊んであげることも必要です。

最近では、「ノーズワーク」(おやつを隠して、ワンちゃんに見つけてもらうゲーム)ができるマットを使って、時間をつぶし、ストレス解消している姿もよく見かけます。

 

でもやっぱり悪天候のせいでお外に出れなかったりすると、運動不足になってストレスがたまりがちになります。

 

特に猛暑が続く近年の夏季は、夜の7時ごろになっても30度を超えていたりと、ワンちゃんにとっては過酷なお散歩状況。

 

暑さに弱いワンちゃんは、お外に散歩にでかけても暑さに耐えきれずすぐに退散。結局あまり運動できなかったということが良くあります。

 

coco
そのため、夏季に体重が増えてしまった…というワンちゃんはとっても多いです。

 

運動不足で体重が増えないようにご飯の量を減らされたり…と、ワンちゃんにとってはとってもストレスフル。

本来であれば、たくさん運動してたくさん食べる!が健康の基本なのに、まったく逆のことをしなくてはいけないのは飼い主さんにとってもつらいところです。

 

でも、多頭飼いであれば、雨が続こうが、猛暑であろうが、「いつも通り家の中でプロレスすればよい」のです。これほど犬、飼い主にとって素晴らしいことはありません。笑

※ただし、マンションなどの共同住宅にお住いの場合や、一戸建てでもお隣近所と密接している場合は、ドタバタと犬が走り回るのがご近所迷惑になってしまうこともあるので、注意してください

 

我が家の2匹は、家でのプロレスのおかげで、雨が続いたり猛暑が続いたりしてお散歩にいけない日が続いても、極度の運動不足になることはありません

 

多頭飼いしたからといってお散歩をさぼるのは厳禁ですが、悪天候が続く日でも極度の運動不足にならないのは多頭飼いのメリットです。

 

犬の気持ちがよくわかるようになる

多頭飼いをすると、犬同士のやり取りが始まり、自動的に「犬の世界」が出現します。

 

私はよく、普段の2匹の様子をはじめ、ドッグランやドッグイベントでも手あたり次第に写真や動画を撮りまくり、あとでじっくりスローモーションにしながら見返しています(ちょっと変な人ですが笑)

すると、その場ではわからなかった愛犬のしぐさや感情が見えてきて、とっても面白いです。

 

「こんな目線と姿勢で相手に近づいていたんだ~大きなワンちゃんは怖いのかな?」とか、「この時相手がうーっと威嚇していたからこんな風に背を向けたのね」とか。

 

さらによく観察すると、

同じ事象が起きたときに、2匹が「同じ」行動をとる時と、「異なる」行動をとる時があることに気づきます。

 

「同じ」行動の事例
  • プロレスをしてひと段落したときは2匹とも、体をブルブルっと振る。
  • ご飯を配膳する直前は、2匹とも鼻を舌でペロっとなめる。
  • 遠くで聞きなれない音がした時は、首を傾ける。

 

「同じ」行動が見られた際は、他のお家のワンちゃんもやるのかな?っと気にして観察してみます。

もし、同じ行動が見られたら、「これは犬特有の行動なんだな~」と理解できます。

 

事例ベースで複数の犬を観察していると、犬に関する本を読んだ時も、「そうそう!あの時の行動だ」など、とってもよく頭に入ってくるので、犬の習性に対する理解が深まります。

 

反対に、「異なる」事例が現れたときは、「愛犬の個性」を見抜くチャンスです。

「異なる」行動の事例

  • 町内アナウンスが流れた際、上の犬だけ「ウォーン」と遠吠えする
  • 散歩中に前方からワンちゃんが来たとき、下の犬だけ「ワンワン」吠える
  • ピーピー音が鳴るおもちゃに、上の犬だけ興奮する

我が家の下の犬は、他の犬に対して警戒吠えしますが、上の犬は見知らぬ音に対して警戒吠えします。つまり、それぞれが「怖い」と思う対象が異なるのです。

 

これは、1匹だけ飼っていたら絶対に気づけなかった、愛犬たちの個性です。

 

私が、犬たちにも、人間のように個性があって、感じるものが異なるんだということに気づけたのは多頭飼いをしたから。1匹だけの時は、気づけなかったでしょう。

もっともっと犬の世界に近づくことができ、愛犬の気持ちがわかるようになるのが、多頭飼いの醍醐味です。

 

写真映えは倍以上

インスタを見ていていつも思うのが、「犬が多頭になるとかわいさが倍以上だな~」「見入ってしまうな~」ということ。

1匹の写真でももちろん、ワンちゃんはかわいいです。これは間違いありません笑。

(↑お団子のように寝る犬)

でも、2匹以上の写真になると、もっともっとかわいいのです。個人的な趣味ですが、犬種が同じだとさらにかわいさが増すのです。

(↑お団子犬が2匹に!笑)

 

理由は、2匹以上の写真になると、かわいさが倍以上になる理由は、より一層「幸せ」感が出るからかなと思います。

 

犬同士の仲が険悪の場合を除き(その場合は写真も撮れないでしょう…笑)

「笑顔の犬」が1匹より「笑顔の犬」が2匹以上になった方が、その場の空気が楽しいものであることが、より明白になるからです。

  

だから、多頭飼いの犬の写真や動画はいいね数もコメント数も多い!笑

見ている飼い主をより一層楽しく幸せな気持ちにさせてくれるのは多頭飼いならではの特権です。

 

まとめ

犬の多頭飼いのメリットをご紹介しました。

1匹から2匹になった瞬間に見え始める、犬たちの本性…笑。犬のこと、愛犬のことをもっともっと知りたい人にはぜひおすすめです。

単純に、毎日賑やかで楽しいですよ!

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