新型コロナウイルスの培養成功と豪メルボルン大学研究所が発表!ワクチン開発までにどう影響するかわかりやすく解説

世界を震撼させている新型コロナウイルスですが、2020年1月29日にオーストラリアのメルボルンにある、メルボルン大学のピーター・ドハーティー感染・免疫研究所が、新型コロナウイルスの培養に成功したと発表しました。

明るいニュースですよね!

ピーター・ドハーティー感染・免疫研究所は過去にもインフルエンザ万能ワクチンの開発研究などでも脚光を浴びた大学。

今回の培養成功の詳細情報と、ワクチン開発にどう影響するのかわかりやすくご紹介します!

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新型コロナウイルスの培養成功!メルボルン大学ピーター・ドハーティー感染・免疫研究所とは

この吉報が流れたのは2020年1月29日の午前。

 

オーストラリア南東部メルボルンにあるピーター・ドハーティー感染・免疫研究所は29日、中国で感染者が多発している新型コロナウイルスの培養に成功したと発表した。

中国外の施設では初めてという。

培養したウイルスは世界保健機関(WHO)を通じて世界の研究所と共有。ワクチンの早期開発につながる可能性がある。

同研究所は感染した患者から採取したサンプルを使って培養した。

今回の成功により新型ウイルスに関する正確な診断が可能になるとして「重要な突破口だ」と強調した。培養したウイルスは抗体検査向けに使われるほか、試験段階のワクチンの有効性の評価にも役立つという。

引用:livedoor.com

 

こちらが、ピーター・ドハーティー感染・免疫研究所のホームページ

 

 

研究所公式の発表では、ウイルスを培養する動画がシェアされています。

 

おおおお、、、、、ぞ、、、増殖しておる、、、、

 

ちなみに、研究の様子を公式インスタグラムでも公開しています。

 

こちらのピーター・ドハーティー感染・免疫研究所は、2019年にも万能インフルエンザワクチンの開発につながる、有力な研究結果を発表して話題になりました。

 

 

豪メルボルン大学(University of Melbourne)ピーター・ドハーティ感染免疫研究所(Peter Doherty Institute for Infection and Immunity)の研究者、マリオス・コウツァコス(Marios Koutsakos)氏は

「インフルエンザウイルスは人の免疫系から認識されるのを回避するために次々と変異し続け、非常に多様性に富んでいる。

そのため、次のインフルエンザ流行を引き起こすウイルス株を予測して予防接種をすることがほぼ不可能になっている」と説明する。

 

引用:afpbb.com

 

要は、ワクチンを作ってもインフルエンザウイルスの方が進化してしまい、これまで作ったワクチンがきかなくなってしまうということ。

 

そこで、

白血球の一種であるT細胞は、異物や感染部を探しながら体内を循環しており、体内に侵入してくる細菌やウイルスの大群に対抗する人の免疫力にとって極めて重要な役割を担っている。

いわゆる「殺し屋(キラー)」T細胞は、他の感染した細胞を直接標的にして殺傷する能力を持つ点で特異な存在だ。

 

コウツァコス氏と研究チームは、すべてのインフルエンザウイルス株に共通して見られるウイルスの部位を特定するために、

質量分析法(質量に基づいて分子を分離する技術)を用いた。その結果、インフルエンザのA型、B型、C型の各変異株にキラーT細胞が有効に対抗できることが分かった。

引用:afpbb.com

 

人がもともと持っている細胞「T細胞」がインフルエンザに対抗することができるらしい…!

つまり、このT細胞をどうにかこうにかして(笑)ワクチンに昇華できれば、万能ワクチンの開発につながるかも…ということのようです。

 

今回、武漢での新型コロナウイルスが発症してからわずか1ヶ月足らずの間に、ウイルスの培養に成功したのは、このような実績と実力があってこそできた偉業なのですね。

 

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新型コロナウイルスの培養成功!つまりワクチンができるってこと?わかりやすく説明

新型コロナウイルスの培養成功!と言われても何がどう良いのでしょうか?

 

一般的に、

ワクチンの製造には病原性のない病原体を大量に増やす必要がある。

現在、ふ化鶏卵培養法、動物接種法、細胞培養法及び遺伝子組換え法の 4 つがあります。

引用:pref.kyoto.jp

 

ということ。

ふむふむ…

ワクチンを作るためには病原性のない新型コロナウイルスを大量に増やす必要がある…。

そのために、培養が必要!というわけですね。

 

 

発表では、

【原文】

The virus was grown from a patient sample that arrived at the Royal Melbourne Hospital’s Victorian Infectious Diseases Reference Laboratory (VIDRL) at the Doherty Institute on Friday, 24 January

【翻訳】

このウイルスは、1月24日金曜日にドハーティ研究所のロイヤルメルボルン病院のビクトリア州感染症参照研究所(VIDRL)に到着した患者サンプルから増殖した。

引用:doherty.edu.au

とあり、

24日にサンプルを取得して29日はもう「増殖できたどーー!」と発表したことから、かなりのスピードで増殖に成功した模様。

 

研究所のDr.Catton氏も

【原文】

“We’ve planned for an incident like this for many, many years and that’s really why we were able to get an answer so quickly,” said Dr Catton.

 

【翻訳】

私たちはこのような事件を何年も長年にわたって計画してきました。だからこそ、非常に迅速に答えを得ることができました。

とアピールしています。

 

もう一度培養の動画みてみましょう。。

 

増えてる増えてる…

 

 

ちなみに、今回メルボルン大学が成功したのは、、、、

1.ふ化鶏卵培養法

もしくは

3.細胞培養法。

かなー?と。

(すいません、公式には培養方法までは発表されておりませんでした…もし見つけた方いましたら教えてください)

 

まず、1.ふ化鶏卵培養法 について。

とは…

主にインフルエンザワクチンに用いられる製造法です。

この方法はふ化鶏卵(受精卵)の中のしょう尿膜腔内に微量のインフルエンザウイルスを接種してウイルスを増殖させ、
しょう尿膜腔液(しょう尿液)を回収します。

引用:pref.kyoto.jp

受精卵は通常3週間で孵化してひよことなるが,ウイルスの実験に用いられるのは7〜10日卵であり,ウイルス接種後の培養は35〜37℃で2〜7日間である.接種部位,発育鶏卵日および培養日数は,取り扱うウイルスの種類によって異なる.

引用:https://webview.isho.jp

 

む、むずかしいですが…要は、ふ化した鶏の卵を使って、ウイルスを増殖させる方法のようです。

ウイルス接種あとの培養は2~7日間とありますので、今回のわずか5日ほどのスピード培養にも当てはまりますね。

 

次に3.細胞培養法について。

 

3.細胞培養法

栄養液だけで生育させた動物の細胞にウイルスを接種して培養し、培養液中に出てきたウイルスを不活化・精製してワクチンとするものです。

この方法では混入するのが細胞成分だけなので精製が簡単であること、ふ化鶏卵やマウスなどの原材料の供給量に制限されることなく短期間にしかも大量にワクチンを製造することが可能なことなどが長所としてあげられます。

 

こちらも、「短期間で」ワクチン製造までいけるという記述がありますので、今回の新型コロナウイルスの培養の手法として選択された可能性としてはありそうですね。

 

 

 

 

まとめ

世界を震撼させている新型コロナウイルスのワクチン開発につながる、「新型コロナウイルス培養に成功」についてご紹介しました。

いずれにせよ、一刻も早いワクチン開発が望まれているので、数日で培養に成功したのはすごい成果。

これ以上被害が拡大しないように、、はよ、、、ワクチンを、、、

 

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