「犬はお世話が大変」を裏付けるエピソード8選

犬との生活は実は想像以上にハードで、実際に飼うと予想だにしなかったことも多々ありました。

この記事では犬を飼った後に私が驚いた、生活の変化をデメリット面を中心にご紹介します。一般的には言われていない視点もあると思うのでぜひ参考にしてみてください。

(ただし、のんびりシニアのワンちゃんや、頑張って闘病中のワンちゃんを飼う場合は当てはまらないケースもあると思うのでご了承ください)

朝が早い

犬の朝は早い!笑
「笑」をつけてしまうくらい、笑っちゃうほど早いのです。

個体差もありますが、我が家の犬は、夏は4時半起床春や秋は5時~5時半冬でも6時前には起床します。

犬を飼う前の私は夜12時に寝て朝は7時半に起きるという生活。最初は、ただただ「しんどい…。」でした。

起こし方もなかなかハードです。最初は寝ている飼い主の肩を「起きたよ~」と前足でチョンチョン。(ここまではとっても愛らしいです)

しかし、それでも起きずにウダウダ寝ていると、犬が明らかにイライラしはじめ、「起きろオラ~!」と前足で顔をバリバリッ!!

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これが結構痛いんです…。たまに目に入ることも…。

すでに朝方生活をしており、ランニングやお散歩する習慣がある人は、一緒にお散歩に行ってくれる相棒ができるので、むしろメリット。早寝早起きの習慣を身につけたい人にもメリット。

…ですが、私のように夜型の人間は、最初はつらいかもしれません。

1日2回の散歩がダルイ時も

健康的な犬であれば、1日最低2回のお散歩は必須。

よくペットショップなどで定員さんが「このワンちゃんはお散歩とか特にいらないから楽ですよ~」なんて言ってくることもありますが、それは子犬を売るためのセールストークであって、実際お散歩が必要ない健康な犬は1匹もいません

実際どのくらい必要かというと…

1日に必要なお散歩時間

  • 小型犬でも1回に最低15分~30分程度
  • 大型犬であれば1回に1時間程度

我が家は2匹いるので、朝はトレーニングもかねて1頭ずつ15分×2匹=30分のお散歩。夕方の散歩は40分~1時間程度、大きな公園に連れていきます。

風邪気味のときや仕事が立て込んでいるときなどは「ちょっと勘弁して…」と思うのは正直なところです。

でも、それは人間側の都合であって、犬たちには関係ないんですよね。なので、そんなときは、しぶしぶ散歩に行くことになります。

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ただ、一度外に出て身体を動かしていると、気分が明るくなるのも事実!
飼い主のコンディションを整えておくことも犬との生活を楽しむためには必須かなと思います。

※ただし、足を骨折している、絶対安静が必要、など症状が重い時は、だれか代わりに行ってくれる人を探してくださいね。

外食やショッピングがしづらい

これは、日本特有のデメリットかもしれません。

まだまだ日本では「犬=家族の一員」という認識が、(犬を飼っていない人々も含めて)一般化していないので、犬と一緒に入れるレストランやショッピングセンターは「探さないと見つからない」のが現状です。

欧米諸国では、犬と一緒にショッピングしたり、テラス席で一緒に食事したり、なんなら電車に一緒に乗るというのは街中でもよく目にする光景。社会の中に、犬の居場所がちゃんとあります。

その理由の一つとして、欧米諸国では、きちんと人間社会のマナーを身につけた犬が多いことがあげられるかなと思います。

レストランで粗相をしない、知らない人や犬に吠えかからないなど、お互いがストレスなく過ごしていけるための下地が作られているからこそ、一緒に行動できる範囲が広いのです。

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ドッグトレーニングセンター(しつけ教室)もたくさんあるので、飼い主もトレーニングしやすい環境だそうです

ひるがえって日本では、まだそこまでの「犬先進国」ではないので、一緒に行動できる範囲はとっても限定的

外食やお買い物が好きな方は、ちょっと不便をする機会が増えるかもしれません。

掃除や洗い物が増える

これは、「毛が抜ける犬種」と「毛が抜けない犬種」で大きく差が出るところです。

我が家の犬は、「毛の抜けない犬種」なので、ソファーや洋服に犬の毛がついたりすることはかなり稀です。

私は掃除が苦手なので、最初から「毛の抜けない犬種」を探していました。今ではこの選択は大正解だったと思っています。

一方、「毛の抜ける犬種」(柴犬やキャバリア、ゴールデンレトリバーなど)は、なでたり触ったりすると毛がふわーっと抜けて手についてくる感じ。

相当家の中は毛だらけになります。

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祖父母の家が柴犬で、座布団にはいつも犬の毛がついていました…。

お散歩に出れば、どんな犬でも足にチリやほこり、草木をくっつけて帰宅しますので、多かれ少なかれ家の中は汚れがち。衛生面を考えても1日に1回の掃除機はマスト。毛の抜ける犬種であれば、コロコロ(粘着性のあるお掃除グッズ)は必須です。

また、犬を飼うとタオルをめっちゃ使います。

お散歩後、ご飯の後、おトイレ後…。我が家は2匹なので、1日に5~6枚は平気で使うので、洗濯物入れはすぐに汚物の山…。

1日1回まではいかなくても、2~3日に1回は犬用品の洗濯はマストです。

さらに、パピー(子犬)を迎えたころは、トイレの失敗も多いので、床や絨毯、最悪はお布団におしっこされることも何度もあります。

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コインランドリーに通ったり、宅配の布団洗浄を依頼したり、なかなか骨が折れますよ〜

すでにお子さんを育てている方は、「まあそりゃそうだよね」と思えることかもしれません。でも、子育て経験(犬も人も)がない人、普段あんり家事をしない人にとっては、驚きのレベルで掃除洗濯の量が増えます。

作業の中断が増える

私は自宅で編集や翻訳の仕事をしているので、犬を飼う前は「キリが良いところ」まで終わらせてから休憩をとるのが普通でした。

でも、犬を飼ってからは「キリが全然よくないところ」でも、平気で「起きた!散歩!」と犬がつついてくるので、中断せざるを得ません

多少は「マテ」で待ってもらいますが、30分も1時間も待たせるのは至難の業ですし、お互いにストレスが溜まります。

特に、マイペースで物事に没頭しやすいタイプの人や、一人暮らしが長く時間のコントロールが完全にできていた人は要注意!

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私は物事に没頭しやすいので、最初はストレスを感じました。

ちなみに、私は考え方を次のように変えることでデメリットがメリットに思えるようになりました。

作業中断時の思考の切り替え

  • 「物事に没頭しやすい私」は「休憩をとるのが下手」で「知らないうちに体に負担をかける」。定期的に「作業をやめて、遊ぼうよ」と誘ってくれるかわいい存在がいるのは、ありがたいこと。
  • 定期的に休憩をとることで頭はリフレッシュできる。作業再開後の集中力と頭の切れはアップするので、結果的に完成度も高くなる。

子育てや介護のタスクを抱えており、作業を適宜中断しなくてはいけない状況になる人にも同じことが言えるかな~と思います。ご参考になれば!

海外旅行に行きづらい

海外旅行が好きな方は、「もう行きたい国はだいたい行った」という気持ちになってから、犬を飼うことを強く強くオススメします!

私は、海外旅行やクラブなど、ある程度「遊びきったわ~自分。いや~よく遊んだ!」という状態になってから自然と犬が飼いたくなり飼ったので、現状あまり困ってはいません笑。

ですが、周りの飼い主さんで、旅行に関して不自由を感じている人は割と多いです。

行先にもよりますが、海外旅行は数日~1週間家を空けることになりますよね。つまり、犬をどこかに預ける必要があり、これがお互いにとってすごくストレス

普段から慣れるようにトレーニングしていたとしても、実際に預けてみると「さみしくてご飯を食べない…」「おしっこやうんちを我慢する…」「下痢や嘔吐をした…」なんて話はよく聞きます。

「飼い主に捨てられた」とまではいかなくても、「自分を置いて離れた場所に行ってしまった」ということを犬は認知できます。そしてその時間が長いとストレスも蓄積し体調を崩しやすくなります。

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預ける方も「大丈夫かなあ~」なんて心配事を抱えながら海外旅行にいっても、正直楽しくありません

ただし、ご実家や仲の良いご家族が近くに住んでいて、「長期間安心して預けられる、犬も安心して過ごせる場所」が作れる見込みが高ければ話は別

お泊り体験などして慣らしていくと、実際に海外旅行に行くときも、お互いストレスなく過ごせると思います。

また、国内旅行であれば那須高原や伊豆半島、八ヶ岳や軽井沢など犬と一緒に泊まれるホテルや、犬が遊べる施設がたくさんあるエリアが全国に点在しています。

今では我が家はもっぱら犬連れ国内旅行派です!キャンプも楽しいですよ~。

長時間の外出がしづらくなる

いくらお留守番トレーニングをしっかり終えて、お留守番に慣れている犬であっても、6時間以上の長時間の留守番は、犬にとってはかなり「退屈」で「不安」な時間。

善良な飼い主さんであれば、かわいい愛犬を長時間お留守番させることに罪悪感を感じるので、「1日遊びに行くのは控えようかな…」という思考になり、それが時にストレスになることも。

小一時間くらいスーパーに買い出しに行ったり、カフェでお茶を飲んだり、歯医者に行ったり、くらいなら全然OKです。

でも、終日どこかに出かけるのが習慣になっている人、「家の中にいるより外にいる方が好き」という人は、インドア派にならざるを得なくなるのはちょっとストレスですよね。

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私の場合は、「あー今日は1日カフェで仕事したいな」っていうときに、気軽に外出できなくなったのは、ちょっと不便です。

犬先進国ドイツでは、1日に5時間以上のお留守番を犬に強いている場合、強制的に専門機関が犬を保護します。つまり「長時間のお留守番=動物虐待」なのです。

犬は集団で過ごす生き物ですから、独りぼっちで家にいるということは、かなり異常な状態。それを5時間以上継続させることは、かなりのストレスを犬に与えていることと同義で、虐待とみなされます。

日本では、「うちの子は留守番の時寝ているから大丈夫よ~」とおっしゃる飼い主さんがいらっしゃいますが、「寝るしかないから寝ているに過ぎない」だけであって、実際はとっても退屈しているだろうなあと私はいつも思います。

運動不足にもなるので、お留守番が長いワンちゃんってたいてい太り気味。健康にも良くありません。

「外出しないとストレスがたまる」人は、単独行動を本能とする猫ちゃんを飼うのがオススメです笑。

トリミングや病院などの費用がかかる

経済状況は人によって様々なので何とも言えませんが、実際、毎月の出費は増えます

私が飼っている犬のように「毛が抜けない犬種」は、イコール「毛が伸びる犬種」なので、1か月に1回程度のトリミング(犬のヘアカット)は必要。

犬のサイズにもよりますし、トリマーさん(犬の美容師さん)の腕にもよりますが、小型犬で最低5000円~。

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オシャレなカットをしてくれる都内のサロンだと、1回1万以上するところは普通にあります。

加えて、4月~11月はノミ・ダニが体毛に住み着かないようにするお薬、蚊を媒介して感染する「フィラリア症」の予防薬を毎月~1か月半に1度投与する必要があり、このお薬の値段が大体8000円~1万円程度。

少し体調を崩したりして病院で診察を受けた場合は、さらに3000円~1万円、状況によってはそれ以上かかります。

さらにさらに、ドッグフードや手作り食などの食費や、ペットシーツやお手入れグッズなどの消耗品も毎月5000円~1万円ほどかかります。

以上を合計すると、毎月の出費はじわじわと家計に響いてくる金額にはなりますので覚悟は必要です。

まとめ

デメリットを書き連ねたので、「もう犬は飼わなくていいや」と思った人もいるかもしれません…笑。

でも、心の準備ができていない状態で犬を迎えても、お互いに不幸になるだけ。飼育放棄や虐待などの悲しい事件が後を絶たない原因の一つはここにあると思っています。

逆に言えば、この記事のデメリットをデメリットと思わない人や、別になんとかなりそうと思う人は、犬との生活をめっちゃ楽しめると思います。

犬との生活にちょっと疲れてきた…なんて思っている方も「みんな同じなのね」とちょっとホッとしてもらえたら嬉しいです。

2 件のコメント

    • きゃーーーー!ありがとうございます――――!
      そう言って頂けて本当に嬉しいです。

      ワンコへの愛情は溢れ出ております笑、この記事が何かお役に立てていたら幸いです。

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