安心して犬を迎えよう!早く家に慣れてもらうためのコツ

家に犬がやってくる日は家族みんながワクワクそわそわしますよね。私も、生まれて初めて子犬を家に迎える日は、緊張して食欲がなくなったのを覚えています笑。

犬を迎えるときに、ケージやトイレ、フードを準備するのはもちろんですが、一番大切なのは、家にやってきてくれた犬が、ストレスなく新しいお家になじんでくれること。

この記事では、犬を迎えるときに注意することを、犬初心者飼い主の私の体験談も交えながらご紹介します。

 

 

やたらと構わない

これは、特に小さなお子さんのいるご家庭で多い失敗かなと思います。

 

子犬・成犬問わず、犬は新しい場所に迎え入れられたとき、とっても緊張しています。

知らない「場所」に、知らない「人」。不安な気持ちがある子もいるでしょう。

 

そんな状態のとき、休む間もなく抱っこ回しされたり、ずっと撫でられたりしたらストレスはMAXに。

特に小さなお子さんは、新しい小さな生き物に興味津々で、遊びたい気持ちがいっぱいでしょうが、「ワンちゃんも緊張しているから静かに休ませてあげてね」と必ず制止しましょう。

 

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フードをあげたり、お水を飲ませたりと関わる場面はありますので、そういった必要なお世話をお子さんにやらせてあげると良いと思います。

 

特に、保護犬だった犬を迎えるときは、野良犬として人間と全然かかわらずに過ごしてきた子や過去に人間に虐待をされてしまった子もいますので、勢いよく絡もうとするのは厳禁。

 

一歩一歩距離を縮めるイメージで、つかず離れず、見守る気持ちで過ごすことを心がけてください。

 

心ゆくまで匂いを確認させてあげる

犬は、匂いをかぐことで、そこにどんな生き物がいるか?どんな場所か?を理解しようとします。

 

そのため、いざケージの中やお家の中に子犬を放してあげたとき、いろんな場所の匂いをしきりに嗅ぐと思いますが制止しないであげることをおすすめします。

 

我が家の愛犬たちも、初めて家にやってきた日は、新しいベッドやらトイレやら、飼い主の洋服やら家具やら、何から何まで嗅ぎまわっていました。

 

ケージの外で一度フリーで遊ばせてみたいという方は、事前に「え?ここまでする?」くらい、家の中を綺麗にお掃除しておくことをお勧めします。

(↑フローリングは滑るので、ジョイントマットなどを敷いておきます)

 

子犬は思っているよりも俊敏で小回りがきくので、「えええ!そんな場所入るの?!」というような場所(ソファーやテレビ台の下、棚や段ボールの後ろ側など)にも入り込んで、探索しています。

 

すべてのものが遊び道具になるので、ほこりや汚れはもちろん、食べては危険なもの(ペンや消しゴム、ティッシュなど)を誤って食べてしまうと取り返しがつきません。

 

子犬に触れられたくないものも、あらかじめしっかりと片付けておき、落ち着いた静かな環境でクンクンとかがせてあげてほしいです。

 

我が家は、部屋の隅々まで片付けがしっかりできておらずバタバタしていたところ、愛犬を「ビクっ」とビックリさせてしまいました。

生後2か月くらいの小型犬は片手で持てるほど小さいので、何か落ちてきてしまってもケガする恐れも。

子犬がジャンプしたら届きそうな、微妙な高さの場所にものを置いておくのも注意です!

 

匂いのついたものをもらってくる

子犬が家にやってきたときに、落ち着いて過ごせる工夫の一つとして、ブリーダーさんのお家やペットショップで子犬が使っていたおもちゃやタオルを頂いてくる、というのがあります。

 

人間は五感の中で、視覚が最も優位ですが、犬は嗅覚優位の動物。匂いで、場所や相手を認識します。

 

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家や人(新しい飼い主さん)が変わっても、自分の匂いや兄弟犬や母犬の匂いがしたものがそばにあるだけで、とっても落ち着きます

 

子犬を迎えると決めたら、迎える前にショップやブリーダーさんに、ぬいぐるみなど匂いがつきやすいおもちゃをお渡しし、迎える前まで使って匂いをつけてもらっておくのも手です。

 

人間の気配がする距離で一緒に寝てあげる

しつけ本などでは、犬を迎えた当日の寝方について大きく2つの主張があります。

 

犬を迎えた当日の寝方

  • ケージの中に入れ(たとえクウクウ泣いていても)別々の部屋で寝る
  • 一緒に近くで寝てあげる

 

「別々の部屋で寝る」という主張は、しつけの観点から。「ケージ=あなたの居場所」ということをわかってもらうためには、最初が肝心!という考え方です。

「クウクウなけばケージから出してもらえる」と一度覚えると、ずっとクウクウ要求鳴きするようになるため、最初からこの家のルールを徹底しましょうというトレーニング方法です。

 

実際、私の知り合いのお家で、「クウクウ泣いてかわいそうだから出してあげていたら、ケージで落ち着いて寝ることができなくなった」と困っていた方もいます。

 

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ただ…(大変個人的な意見ですが)、「クウクウ」と鳴いているのに、別の部屋で寝るって、結構メンタルを強く持たないとできないです笑

 

 

我が家は、子犬を迎えたときは「一緒に近くで寝てあげる」を選択しました。結果、大正解だったかなと思っています。

 

ブリーダーさんに相談したところ、「(人が好きな子なので)人の気配が感じられると安心すると思う」とアドバイスをもらったからです。

ケージの中に入れたときには「クウクウ」と鳴いていましたが、ケージ横に布団を引いて、飼い主がごろーんと横になり寝始めると、落ち着いたのか諦めたのか、すぐに寝始めました笑。

 

1週間くらいはケージ横に布団を引いて寝る生活をして、その後は別の部屋で寝るように。

 

でも、生後6カ月位には、犬と人間お互いがだいぶ馴染んできて、飼い主の布団の近くの犬用ベッドで寝るようになり、今では同じ布団で恋人のように寝ております笑。

 

どの距離感で犬と暮らしたいかは、ご家庭でご意向があると思うので、「成犬になっても、しっかりとケージの中で安心して過ごしてほしい」とお考えでしたら、最初の1日~数日だけ人の気配がする距離感で寝てあげて、徐々に離れていくと良いと思います。

(※ただし、人間に恐怖心を持っている子は逆効果なので、別々の部屋の方がよいかもしれません)

 

室温調整は慎重に

これは意外と盲点です!

 

我が家は1匹目の兄犬が来てくれたのが4月上旬だったのですが、まだ夜は肌寒かったので、うちに来たその日から、丸まって寝ていました。

当時犬のことを全然知らない私は、「丸まって寝る=寒い、もしくは、周りを警戒して(急所である)お腹を隠して寝ている」という意味に全く気付いてあげられませんでした。

 

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数日後、お腹を壊してしまいました涙。

 

 

慌てて、人生初の動物病院に行きまして、下痢止めなどを出してもらって様子見することに。

 

ブリーダーさんからは、「環境変化のストレスもあるかもしれませんが…。くしゃみとかしていませんか?お部屋寒くないですか?」とつっこまれ、確認してみると、夜は20度を下回っていました。

 

犬の適温は20度程度と言われていますが子犬は体温が下がりやすいので、高めに設定してあげる必要があったのです。

 

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実際、成犬になった今でも、20度だと寒そうに毛布にくるまっています。23~25度くらいだと丁度良いらしく気持ちよさそうに寝ています。

 

子犬を迎えた際は、お部屋の温度管理に注意してもらうと良いかと思います。

 

トイレ失敗に大騒ぎしない

当たり前ですが、子犬はトイレに失敗します!

(↑「失敗」という概念は子犬にはありません!笑)

 

「トイレトレーニングをしっかりしなきゃ」と、お迎えした当日から、トイレに失敗したときに「NO!」と叱っていたという話を聞きますが、私の経験上、あまり意味がないと思います笑。

 

トイレに成功したら「GOOD!」「いいこだね!」と褒めてあげるのはもちろんOKですが、できなかったからといって叱ると、「ここは怖い場所だ…」と思われてしまうことも。

 

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それよりも、早くお家に慣れてもらい、家族を覚えてもらうことの方が大切です。

 

トイレトレーニングは、生後3~6か月くらいまで毎日続きますし、全く失敗なく確実にできるなあ~と思ったのは生後7~8カ月くらいです。

長い戦いなので気長にとらえ、犬が家に慣れる1週間くらいは多めに見てあげると良いと思います。

(↑2匹目になると、いろんなルールがゆる〜くなります笑)

 

ただし、オシッコ失敗された場所は、消臭剤等を使用して、匂いが残らないようにしっかりとお掃除しておくことをお勧めします。

少しでも残っていると、その後、トイレトレーニングを本格的に始めたときに、同じ場所に失敗されてしまうからです。(犬のトイレトレーニングの成功・失敗体験談の記事でも詳しくご紹介しましたのでご参考にしてください)

 

甘噛みに大騒ぎしない

トイレの失敗同様、子犬を迎えたときに「甘噛み」されても、「今すぐにしつけを開始しなくては!」と思う必要は全くありません。

繰り返しになりますが、まずは家という「場所」や家族に慣れてもらう、なじんでもらうことが先決です。

 

トイレトレーニング同様、甘噛みトレーニングも数カ月にわたる戦いになります。

 

子犬がやってきた初日~1週間くらいは、甘噛みされても叱らず、なにか噛ませるおもちゃ(なければタオルとかでOK)を噛ませてあげましょう。

(↑我が家の兄犬は、ひたすら犬用木の棒を噛んでました)

 

ただし、小型犬の子犬の場合に限ります。大型犬の成犬や、もうすぐ成犬にさしかかった子犬の場合は、甘噛みで人間がひどく流血してしまうことも。

 

ドッグトレーナーさんにすぐ相談して、お家に慣らしながらトレーニングを開始してあげてください。

 

ご飯は完食しなくてもOK

子犬を迎えた当日は、ごはんを食べてくれるかちょっと心配ですよね。

私も、ドッグフードをお皿に入れて配膳するときは、「食べるかな?」とドキドキしました。

(↑我が家の愛犬たちは、一粒残さず、30秒くらいで爆食しました笑)

 

もし食べなかったとしても、「食べさせなきゃ!」と思わなくてOKです。

 

成犬でも、慣れないペットホテルに預けられた際は、緊張と不安でご飯を食べないという話は、本当によく耳にします

 

野生の血が残る犬たちですが、心は意外とデリケート。私たちも緊張や不安がある前はご飯がのどを通らないときはありますよね。その時に「はい!たべて!」と押し付けられたらちょっとうっとうしいと思います笑。

 

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犬は1日2日食べないくらいでは死なないので、家にやってきてすぐにご飯を食べなくても気にしなくても良いと思います。本格的にお腹がすいてきたら、食べてくれます。

 

ただし、暑い季節に犬を迎えた場合は、水を飲まないと脱水症状になってしまう可能性もあるので、水はいつでも新鮮な水が飲めるようにしてあげておいてください。

 

水も飲まなくて不安…という場合におすすめなのは「ヤギミルクパウダー」。ゴートミルクと言われることもあります。

 

嗜好性が高いので、お水に混ぜてあげると、きっとごくごくと飲むと思います。

(※ただし、ヤギミルクパウダーを入れた際は、お水の量は少量にしてあげてください!一気にがぶ飲みしてしまい、お腹を壊してしまうこともあります)

 

犬の多くは、乳糖不耐症といって、乳糖を消化するための酵素が少なく、牛乳を飲むとお腹を壊しやすいといわれているので、乳糖が少ないヤギミルクは犬のミルクとしてとってもメジャーなもの。

我が家のように、お水をあまり飲んでくれない成犬の子にもおすすめです。

 

相談できる人を見つけておく

犬を迎える前には、もし体調不良になったときにすぐ相談できる人を見つけておくのがおすすめ。動物病院・ブリーダーさん・ペットショップのスタッフさんなどの連絡先をひかえておきましょう。

 

犬を飼うのが初めての人は、家に来たばかりの犬が下痢をしたり、嘔吐したりすると、かなり焦ります。

 

動物病院に行くべきかどうか迷ったときは、電話して症状を伝えると、すぐに来院すべきかどうか教えてくれます。焦らずに状況を伝えてくださいね。

 

私がしてしまった失敗談は、うちに来て1週間のころに兄犬くんが下痢をしたときのこと。

 

下痢のウンチの写真、時間を一生懸命記録し、張り切って動物病院に行ったのですが、看護師さんから笑顔で「はい、ではウンチをお預かりします~」と言われ、「えっ?!ウンチ?!持参してないです…」という場面がありました。笑

 

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いくら犬とはいえ、他人にウンチを手渡すということを想像したことがありませんでした笑。結局、次のウンチまで待って、持参しました…笑

 

成犬になってからも同じですが、お腹を壊したとき犬をウンチを病院に持参するのは基本のき!らしいです。当時は私もまったく知りませんでした。

 

特に子犬の時は、お腹の中に寄生虫が寄生していることがあり、病院側としても確認したいという意向があります。そのため、「ウンチ持参は必須」だったのです。

 

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もし寄生虫が発見された場合は、駆虫薬(通称:虫下し)を飲んで、お腹の中の寄生虫を駆除する必要があります。

 

優良ペットショップや優良ブリーダーさんのところでは、子犬の引渡し前にきちんと病院でお腹に寄生虫がいないか検査しておいてくれる場合もあります。子犬を迎えに行った際に、聞いてみると良いでしょう。

 

ただ、保護犬を受け入れた場合は、お腹の中に寄生虫がいる場合もあるので、お腹の調子が悪ければすぐに検査してもらうことをお勧めします。

 

まとめ

犬を家に迎えたときに注意することをご紹介しました。

愛犬家のみなさんは、犬が家に来てくれた日のことを「うちの子記念日」として毎年お祝いします。なので、こっそり写真や動画もしっかりと撮影しておくのがおすすめ!後でとっても懐かしく振り返ることができますよ。

 

また、犬のしつけ本には、色々とアドバイスが書いてあると思いますが、あくまで「教科書」として考え、「しつけをしっかりしなくてはいけない!」と肩に力をいれすぎない方が、その後の子犬育てもうまくいくかなと思います。

 

それよりも、心から「ようこそ」という気持ちで、新しく我が家にやってきてくれた犬を迎えてあげてください。

飼い主さんが緊張してしまうと、犬にも伝わってしまうので、あまり緊張しすぎないことも忘れずに…笑

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