エッセイ作家と言えば、吉本ばななさんが有名です。
吉本ばななさんのエッセイは恋愛につかれた時や日常生活で悩みがあった時などに読むと新しい発見ができます。
そんな吉本ばななさん作品の中でおすすめのエッセイを厳選して5冊ご紹介します。
後半では、小説もご紹介しますので是非楽しんでください。
Contents
よしもとばななのおすすめエッセイランキング5
吉本ばななさんは1987年に「キッチン」という小説で作家デビューされた方で、読書家の中には小説家である、エッセイ作家であると答えが分かれます。
(引用:オリコン)
そんな吉本ばななさんのエッセイ作品の中でおすすめをランキング形式で5位~1位に順位付けをしていきます。
5位 イヤシノウタ
(引用:アマゾン)
エッセイは全部で81篇収録されており、吉本ばななさんの研ぎ澄まされた言葉で彩られています。
さらに吉本ばななさんの実父との対談も収録されています。
初めて吉本ばななさんのエッセイを読む方はこちらの作品から読んでみてください。
4位 おとなになるってどんなこと?
(引用:アマゾン)
勉強、友達、そして生きること。
現代を生きる若者たちへと吉本ばななさんが贈る珠玉のエッセイ集です。
普通とはいったい、大人になってどういうことなのか、といった疑問を吉本ばななさんが答えてくれています。
子どもにもおすすめですが、現代を生きる社会人の方々にもぜひ読んでいただきたい一冊となっています。
全8問の回答形式のようになっていますので、今の時代に悩んでいる方こそ読んでみてください。
3位 日々のこと
(引用:アマゾン)
発行は1991年と30年ほど前と古いエッセイ集です。
1988年~1991年の3年間の間の季節を綴ったエッセイ集となっており、ユーモラスがとても強いです。
さくっと読めて、今日はいいことなかったかも、と思った日にこそ読んでほしいです。
2位 パイナツプリン
(引用:アマゾン)
こちらのエッセイ集は吉本ばななさんの初めてのエッセイ集です。
吉本ばななさんが小説家デビューする前のアルバイト時代の事や、ご自身の家族のことなど気になることが描かれています。
1位 バナタイム
(引用:アマゾン)
2002年に発行されたこちらのエッセイ集となっております。
吉本ばななさんが自身の出来事と絡めながら複数のテーマを描いています。
気楽に読むことはできますが、時折ハッとする言葉に巡り合えることがあります。
メッセージ性が含まれていることがとても多いので、意識しながら読んでみてください。
よしもとばななのエッセイの魅力とは?
吉本ばななさんのエッセイは、人生に悩んだ時などに読むとハッとなることが多いです。
ファンの方はどんな風に魅力を感じているのかご紹介します。
「違うこと」をしないこと 吉本ばなな#読了
対談とエッセイ。
ばななさんが考える“生きる”事について。
不思議なお話もあるけれど、興味深い。
周りに影響され過ぎず、自分らしく。
なんか違うなと言う感覚を大切に、心に留めたいです。 pic.twitter.com/YqTT2Y6P4J— hikari🌟 (@hikarishion2525) January 31, 2021
吉本ばななさん『大きなさよなら』幻冬舎文庫
「さよならばかりの月」というタイトルのエッセイに、愛犬との別れがさらりと書かれています。「最後まで普通に暮らせた」ことを良かった、と思いました。
「ありふれて」では愛猫とのお別れも。
本当に『大きなさよなら』です。 pic.twitter.com/xsVorHF9zV— 酒本歩 (@kanta04031818) October 2, 2021
今週は愛鳥週間だそう。
吉本ばななさんの「イヤシノウタ」の中で「鳥の意味」という短いエッセイがあって。それがとても好き。
「鳥は世界をその声で清めるために存在しているのだ」と。
今週は早起きして、鳥の囀に耳を澄ませたい。#愛鳥週間 pic.twitter.com/riu8XMyKj3— 小橋めぐみ (@megumikobashi) May 11, 2020
オルビスが送ってきた無料カタログに吉本ばななさんのエッセイが連載されてて、それがとっても素晴らしくて休日の朝に読めたことが幸せだった。
— ニナイ (@hacofug) December 1, 2021
吉本ばななさんのエッセイ集には様々な魅力があります。
日常のふとした瞬間のことが描かれており、とてもすっと心の中に染み込んでくる感じです。
よしもとばななのおすすめ小説
吉本ばななさんは小説家としても有名です。
小説の中でおすすめの作品をいくつかご紹介します。
(引用:ウートピア)
うたかた/サンクチュアリ
(引用:アマゾン)
1989年に発行された小説で、ベストセラーを叩きだした作品です。
こちらの小説は小説家としてデビューした翌年に発行され、一気に吉本ばななさんの知名度が上がった小説です。
私生児として生まれ、父親とうまく関係が作れない少女と少女の父に拾われた少年という設定で、2人の出会いをテーマに描かれています。
吉本ばななさん作品でどれを読むべきか悩んでいる場合はこちらをおすすめします。
複雑な家庭環境の中、これまで会わずに育った「兄妹」が出会った瞬間から恋を育む──。
互いに愛する人を失った男女が出会い、やがて何かに導かれるようにして寄り添ってゆく──。
運命的な出会いと恋、そこから生まれる希望や光を、瑞々しく、静謐に描き、せつなさとかなしい甘さが心をうつ珠玉の中編二作品。
明るさのさしこむ未来を祈る物語。定本決定版。
(引用:アマゾン)
アムリタ
(引用:アマゾン)
記憶を失った主人公には不登校の弟、半年前に妹が自殺したという悲惨な環境となっています。
二度離婚をした母と母の友人と同居中という奇妙な関係性を築いており、主人公は妹の彼氏とサイパンに向かいます。そしてそこで失った記憶を取り戻しに行きます。
アムリタは上下巻に分かれており、書店などで名前だけでも見たことがある人もいるはずです。
かなり有名な小説なので、読んだことない人はぜひ読んでほしい一冊です。
妹の死。頭を打ち、失った私の記憶。弟に訪れる不思議なきざし。そして妹の恋人との恋──。
流されそうになる出来事の中で、かつての自分を取り戻せないまま高知に旅をし、さらにはサイパンへ。
旅の時間を過ごしながら「半分死んでいる」私はすべてをみつめ、全身で生きることを、幸福を、感じとっていく。
懐かしく、いとおしい金色の物語。吉本ばななの記念碑的長編。(引用:アマゾン)
キッチン
(引用:アマゾン)
衝撃のデビュー作と呼ばれるキッチンは吉本ばななさん作品初の人にとてもおすすめです。
1988年に発行されましたが、翌年の1989年には映画化もされるほどかなり有名です。
また、『キッチン』に収録されている短編小説『ムーンライト・シャドウ』は、2021年9月に小松菜奈さん主演で映画化されています。
大事な人を亡くした女子大生の物語となっており、もう一度「自分の居場所」を見つけるお話です。
何度もリメイクされており、表紙は色々なタイプで発売されており、書店に置かれていることが多いです。
全世界で愛されているベストセラーとなっていますので、初めて吉本ばななさんの作品を読まれる方はぜひ読んでください。
唯一の肉親であった祖母を亡くし、祖母と仲の良かった雄一とその母(実は父親)の家に同居することになったみかげ。
日々の暮らしの中、何気ない二人の優しさに彼女は孤独な心を和ませていくのだが……。(引用:アマゾン)
まとめ
吉本ばななさんは小説もエッセイもどれもおすすめです。
エッセイでは人生に迷った時に読むと心に刺さる言葉がちりばめられています。
テーマもそれぞれ決まっていたりしますので、テーマに沿って読んでみるのもいいはずです。
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