ミステリと言う勿れ|5話ネタバレ・感想まとめ!幽霊と謎の女性!

ミステリと言う勿れの5話目。

整の病室に現れた、元刑事の老人。

ちょっと不思議な体験をする整は、温室で不思議な女性とも出会います。

次の事件へと繋がる第5話。とても興味深かったですね!!

相関図が気になる方はこちら

それでは、ネタバレご覧ください!

ミステリと言う勿れ|5話ネタバレ

病室に届いた謎の贈り物

公園の崖から落ちた整は、病院に運ばれ精密検査を受けるため数日間入院となった。

大隣警察署では、青砥らが整を心配していた。池本は、いつも警察に協力してくれている整を想い「入院費はこちらでみよう」と青砥に提案する。

青砥はそれを許可すると、手続きするために風呂光が病院に向かった。

 

病室に戻った整は、誰かから贈り物が届いているのを発見する。

画像引用:YouTube

紙袋の中には、黒い箱にドライフラワーメッセージカードが入っていた。そのメッセージの文面から犬堂我路だと察した整は、箱の中にまた奇妙な物が入っているのでは?と警戒する。

すると中には、指輪が入っていた。指輪には、ラピスラズリの石が付いており、射手座のマークが描かれていた。整は射手座ではない。

画像引用:YouTube

書類を持ってお見舞いに訪れた風呂光は、指輪とメッセージカードの『会いたいな』というメッセージを見て動揺し、用件だけ済ませすぐに病室から出て行ってしまった。

事件の話 1問目

消灯時間になり、整は「同じ部屋に人がいなくてよかった」とつぶやきながら横になろうとすると、隣のベッドから物音が聞こえてきた。

のぞいてみると、そこには入院中の老人がいた。

画像引用:Twitter

整が「誰もいないかと思って…」と謝り、丁寧に自己紹介をすると、老人も「面白い名前だな。俺は、牛田悟郎だ」と名乗った。

牛田は、自省録を読んでいた。その本は、ここに入院している女の子からもらったものだと説明する。

おもむろに「ここ、出るらしいぞ」と幽霊の話をした牛田だったけれど、整は幽霊を信じてない様子だった。

整は、“ 死 ” についての持論を語った。

 

「あんたのところに来た若いの、刑事だろ。俺もそうだったから分かるんだよ」

牛田の言葉に整は驚いた。そんな整に牛田は「面白い事件の話でもしようか」と持ちかけ、断り続ける整を気にもせず、牛田は話を始めた。

 

春の日、立て続けに3人が殺された。

3つの殺人には、物証も接点もなく別の事件かと思われていたが、4人目の殺人が起きたときに初めて物証が出た。

現場にあった毛髪から容疑者Aを特定。Aは、先に殺された3人とも接点があり、3人が殺されたことで利益を得ていた。だが、Aは容疑を否認し続けた。

状況的に見て、Aが犯人であると誰もが思っていたが、唯一牛田の相棒刑事・霜鳥は「Aは3人の被害者との繋がりはあるのに、4人目の被害者とは現場で発見された毛髪以外何も接点がない。変じゃないか?」と納得いかない様子だった。

ここで牛田は、いきなり整に問題を出した。「Aは無実だった。この事件の真相はどんなことが考えられるかな?」と。

驚く整だったけれど、説明を始めた。

「Bがいたとします。Bは殺したい人間がいた。でも、疑われたくない。そこで、前科のあるAを見つけ罪をなすりつける作戦に出た。まず、Aにとって邪魔な人物を3人殺す。そして、4人目にB本人が殺したい人間を殺し、Aの毛髪を置く。結果、Aが4人殺した罪で逮捕される」

画像引用:YouTube

牛田は、「つまんねえ。その通りだ」と言い、整は見事に正解を言い当てた。

事件の話 2問目

画像引用:YouTube

風呂光は、病室で整に送られていた『会いたい』のメッセージが気になり、仕事に集中できない。そこへ、池本がやって来る。

池本は「明日も行くんだろ。どうせなら花でも持って行ってやれば?見舞いに来る友達も彼女もいないなんて悲しいだろうからさ」と言うが、風呂光の「彼女らしき人から花が届いていた」という言葉に驚いた。

「ないない」と全然信じてない様子の池本だったけれど、風呂光に「本当に彼女なのか、気になるだろ」と確認してくるように命じた。

 

「じゃあ2問目」そう言いながら牛田は、2つ目の事件について話し出した。

ある寒い日、通り魔殺人があった。路上で女性が刺され、その血を踏んだ犯人の靴跡があった。

画像引用:ミステリと言う勿れ5話より

凶器を含む物証は何も出なかったが、その現場付近で空き巣が何件もあった。

「さて、この事件の真相は…」と牛田は言いかけると、整は「それ、常々考えているアイディアがそれですよ」と話し始めた。

「殺人を犯した人は、凶器とか血の付いた衣類とかの処分に困るわけです。だから、知らない人の家に侵入してそれらの物を置いてくればいいんです。つまり、その空き巣は通り魔殺人の犯人が物証を隠すために行ったのです」

そう説明する整。

牛田は、そんなこと考えているのかと驚きながらも、まぁその通りだと話を進めた。

掃除をろくにしないゴミ屋敷ばかりが狙われた。だがしかし、急遽引っ越しすることになり荷物の整理をしていると見覚えのない靴が発見された。だが、それだけでは警察に届けたりしない。

気づけたのは、たまたま霜鳥が地域の人と密接にコミュニケーションを取っていたからだ。

霜鳥が会話の中から得た情報だった。靴を調べてみると、被害者の血液反応が出た。他の家からも、犯人の指紋が付いた凶器が発見された・・・

事件の話 3問目

「もう寝てもいいか」と言う整に、牛田は3つ目の事件について話し出した。

20年ほど前の未解決の事件。売春を生業としている女達が次々に殺された。容疑者は『平成の切り裂きジャック』と呼ばれる羽喰玄人。

画像引用:YouTube

羽喰は、証拠や指紋が残っていても気にしない、凶器もそのまま現場に残すなど証拠は山ほどあったがなかなか逮捕できなかった。

ある日、「羽喰に狙われている」という女が「警察に保護して欲しい」と依頼して来た。

牛田達は、指定された場所に時間通り向かった…はずだったが、牛田は10分遅れて到着した。

すると、外から霜鳥の叫び声が聞こえてきて、急いで駆けつけるが、女はすでに死んでおり、霜鳥も腹部を刺され左腕にナイフが刺さっていた。牛田は、羽喰を必死に追ったが、羽喰は捕まらなかった。

霜鳥に刺さっていたナイフからは、羽喰の指紋が検出され、霜鳥の爪に残っていた皮膚片も羽喰のもので間違いなかった。

翌日、現場付近で羽喰の車を発見する。だが、それっきり羽喰は姿を消した。どこで何をしているのか、今でも行方不明だ。霜鳥は、一命を取り留めたが左手が動かなくなり、刑事を辞めた。

牛田は、「俺があのとき時間に遅れなければ…」とつぶやく。整は、「どうして遅れたんですか?」と聞くと、牛田は「着替えに戻ったんだ」と笑って答えた。

事件直前、二日ほど家に帰ってなかった牛田に、霜鳥は「臭いですよ、これから女性に会うのに」と指摘したのだ。

牛田は仕方がなく家に帰った。すると、部屋が空き巣に入られており、その連絡と処理に時間がかかってしまった。そのために遅れてしまったということだった。

整は、「単純に思いつく1つのケースは検証されたのでしょうか」と聞く。その1つのケースとは、霜鳥が犯人だった場合のことを指した。

整が、今までの殺人は羽喰の犯行だったが、最後の殺人は霜鳥の犯行だった可能性は?と問うと、牛田は「あいつは死にかけたんだぞ。どれだけ苦労したことか…。あいつを疑う余地なんてあるわけないだろ」と怒りをあらわにして言った。

その様子を見ていた整は「驚かないんですね。つまり、あなたも霜鳥さんを疑っていた」と全てを見透かしたように言った。

3つの事件の意味

整は、今までの牛田の出した問題について、「一つ目の問題は『罪を他人になすりつける話』二つ目の問題は『空き巣を犯罪に利用する話』この2つの問題は、3つ目へのヒントになっている」と説明した。

それを聞いた牛田は、俯きながら口元に笑みを浮かべると、まだ話していないことを話し始めた。

「羽喰の車が見つかったとき、最初に駆けつけたのは俺だった。車の中には、霜鳥の物だと思われるペンが落ちていた。俺は咄嗟にそれを隠してしまった。調べてみると、最後の被害者と霜鳥は関係があった。その関係は、絶対に奥さんにバレてはいけなかった。だから、どうやったのか羽喰を探して指紋と車を手に入れ、命をかけて大博打を打ったんだろう」

「俺はね、もうすぐ死ぬんだよ。その前に、この証拠と調べたメモをどうするか悩んでた。ただ、誰にも言わず死んで良いのか…」

牛田の言葉に整は、「怖いのは、相棒の罪が暴かれることですか?それとも、相棒の罪をかばったあなたの罪がバレることですか?」と聞いた。

牛田は「結局自分を守るためなのかな。情けない。自分の弱さに愕然とするわ。刑事として負け、長い闘病生活の末病気にも負ける」とつぶやいた。

牛田の決意

画像引用:YouTube

整は、闘病という言葉について語り始めた。

「ずっと疑問に思っていたんだけど、どうして闘病と言うのだろう。戦うから勝ち負けがある。負けたから死ぬのか?勝とうとしたら勝てたのに努力が足りなくて負けたから死ぬのか?そんなことない。勝ち負けがあるとしたら、その時点の医療が負けたんです。患者本人が負けたわけではない」

それを聞いた牛田は「あんたはまだ若いから分からないだろうけど、病と闘う気持ちも大事なんだ。その気持ちが必要なときもある」と言った。

それでも人は病に負けたから死ぬんじゃないです。僕はそう思う」整は、しみじみとそう言った。

 

牛田は「実は、証拠をどうするか決めていた。ところが…」と、入院中に霜鳥が見舞いに来た時のことを語る。

霜鳥は、牛田に「治療費を肩代わりさせて欲しい。牛田さんのために、できる限りのことをしたいんです」と言った。牛田は、笑って「情けはいらないよ。余計な心配はするな」と答えた。

牛田は、その時のことを思い出して「昔と変わらず優しい奴だったよ。それで気が変わったんだ」と言った。整は「どう決めてて、どう変わったんですか?」と聞く。

牛田は黙り込むと、その答えは口にせず、整に「やるよ」と自省録を差し出した。

画像引用:YouTube

牛田さんは・・・幽霊だった?

次の日、看護師が朝の検温にやって来た。

起きた整は、ぐっすり眠っていたと聞いて「部屋に人がいるのに眠れたのは珍しいです」と言った。すると看護師は、「誰もいないでしょ」と笑いながら言った。

整が「隣の牛田さんが…」と眠そうな目を隣のベッドにむけると、誰もいないベッドの上に自省録の本が置いてあった。

画像引用:YouTube

看護師の話では、牛田は昨日の朝に亡くなったとのことだった。

「ここ、出るらしいよ」昨夜、牛田が言っていた言葉を思い出し、ちょっとだけドキッとしてしまう整。そこに、杖をついた男性が入ってきた。面会時間はまだだが、許可は取ってあると言う。

「牛田さんの元相棒の霜鳥さんですか?」と整が聞く。驚いたように振り返る霜鳥。

整は続けて「牛田さんが亡くなって、悲しいですか?それともホッとししましたか?」と聞いた。何も答えずに、整をただじーっと見つめる霜鳥。

 

そこに警察がやって来て、霜鳥に22年前の事件について話を聞きたいと詰め寄った。

牛田から証拠のボールペンと捜査メモが送られてきて、調べてみると、霜鳥の持っている別荘から人骨が発見されたと説明する刑事。

鑑定の結果、指名手配中の羽喰玄人のものだと判明したと言い、霜鳥に署まで同行するよう命じた。

「牛田さん、やっぱり知ってたんですね。今まで黙っててくれたのにどうして…」

画像引用:YouTube

空っぽのベッドに向かって言う霜鳥に、整は「あなたが見舞いに来てくれて、気が変わったそうですよ。ということは、それまでは秘密を墓まで持っていこうと決めていた、ということです」と言った。

それを聞いた霜鳥は「僕が裕福になっていて腹を立てたか、金を出すとか面倒を見るとか言ってプライドを傷つけたか…。怒らせてしまったんですね」とつぶやいた。

それに対し、整は「違いますよ」ときっぱり言い、「そういう申し出をされるのが嫌な人間だとあなたが知らないか、忘れていることが悲しかったのだと思う。牛田さんは、今でもあなたのことを優しい人だと言っていた」と伝えた。

霜鳥は、牛田とのことを思い出し、涙を流しながらベッドに頭を下げた。そして、刑事に連行されていった。

 

誰もいなくなった部屋で整は、牛田のベッドに置いてあった自省録を手に取って、栞のページを開いた。

暗号と謎の女性

整が、病院の掲示板に貼ってあるポスターの字の間違いを見ていると、風呂光に声をかけられた。

風呂光は、池本に言われたこともあり、整に彼女がいるのか気になってクリスマスの予定を聞いた。「別に誰とも過ごさない」と答える整。

風呂光は単刀直入に、「あの花誰からですか?」と聞いてみた。整は、犬堂我路が警察にマークされているのを思い出し、動揺した様子で「知らない人から宛先不明で届いて。誰かのいたずらかなって」とごまかした。

ふと掲示板を見ると、他のポスターにも字の間違いがあることに気がついた。間違えている文字を繋げると・・・「温室三時招待」となった。

病院に温室があることを知った風呂光は、「行ってみましょう」と乗り気だが、我路からのメッセージだったらと考える整は、風呂光と一緒に行くことに気が進まない。

温室には誰もおらず、2人は温室の奥の方で、地面に書かれた暗号らしき数字を発見した。

画像引用:YouTube

病室に戻って暗号について考える2人。いろいろ考える中で、風呂光は自省録に目が留まった。整が自省録を手に取り、パラパラとページをめくると、ふと暗号の数字は、本のページ・行・何文字目を指しているのだとひらめく。

その要領で解読していくと、暗号の答えは『夜三時戻って来るがよい』となった。風呂光は、整へ宛てられたメッセージだと言うが、整は断固として否定し「行かない」と言い続けた。

 

その夜、風呂光はメッセージが気になって眠れなかった。ベッドから起き上がり、急いで準備をするとタクシーで病院に向かった。

整は、時計を見て起き上がる。そして、上着を着ると温室へと向かった。

我路だと信じて温室に入った整だったが、中にいたのは金髪の女性だった。

「僕に間違い探しさせてここに呼んだのはあなたですか?」と整が聞くと、女は早口で数字を口にした。慌てて自省録を開き、文字を追う整。その内容は、『おつかれ君はその目的を達した』だった。

整は「牛田さんにこの本をあげたのはあなたですか?牛田さんは、入院している女の子からもらったって。その子はこの本を全部暗記してるって。あなたですか?」と聞いた。

女は整の問いには答えず、「私はライカ」と言い、また早口で数字を言うと、その場から去って行った。内容は『明日昼三時この場所で』だった。

 

風呂光は、整が温室で女性と話している姿を見て、その場から去った。

次回。

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ミステリと言う勿れ|5話感想

いかがでしたでしょうか?

小日向さんのお芝居はさすがだなぁ・・・と思いましたが、ライカを演じた門脇麦さんのセリフには驚きました!!

それでは、5話の感想を見ていきましょう。

ミステリと言う勿れ|5話 面白かった

5話は何と言っても小日向さんの演技ですかね!!

さすがベテランといった素晴らしい演技力に絶賛の声が多かったです。

あとは、切り裂きジャックが千原ジュニアさんで、草生えてる人たくさんいて笑えましたwww

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ミステリと言う勿れ|5話 つまらなかった

ミステリ5話に関しては、内容は良かったものの、風呂光さんが・・・みたいな意見が多かったです。

確かに、無理やり恋愛にもっていかんでも^^;

 

次回作も楽しみにしています。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

次回のお話も楽しみですね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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