煉獄杏寿郎外伝ネタバレ!あらすじ・前編・後編を総まとめ!

2020年10月に公開された、劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』

2021年10月からはアニメ『鬼滅の刃』の2期として、新カットを組み込んでの無限列車編を放送。

原作から人気のあった煉獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう)は、人気爆発中ですね!!!

この記事では、そんな煉獄さんのスピンオフ作品『鬼滅の刃 煉獄杏寿郎外伝』について詳しくお伝えしていきます。

※ネタバレを含みますので、お読みでない方はご注意ください!

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煉獄杏寿郎外伝とは?

画像引用:少年ジャンプ公式サイト

『煉獄杏寿郎外伝』とは、2020年10月に発売された週刊少年ジャンプ45号・46号に掲載された、原作者・吾峠呼世晴先生監修、作画・平野稜二先生の短編読み切り作品です。

2020年12月には『鬼滅の刃』最終巻の発売と同時に、『鬼滅の刃 外伝』として冨岡義勇のスピンオフと合わせて単行本として発売されたので、気になる方は書店にGO!

概要

煉獄杏寿郎が階級「甲(きのえ)」から「柱」になったきっかけと、その任務の話。

人の思いは強く引き継がれていく・・・ということが、無限列車編につながる形で描かれています。

同時に、甘露寺蜜璃(かんろじ・みつり)が自分の呼吸(のちの恋の呼吸)を習得する話。

炎の呼吸からなぜ恋の呼吸に派生したのかが、任務の中で明かされます!

あらすじ

ここではネタバレ満載であらすじをお伝えしていきます!

 

十二鬼月討伐任務を依頼されるまで

捕らえた鬼殺隊士を前に、曖昧な記憶をたどりながら誰かのことを話す男。その瞳に刻まれていた文字――「下弐」

 

場面は変わって――

煉獄家の道場で、激しくぶつかり合う木刀の音と、鳴り響く腹の虫・・・

鬼殺隊「甲」煉獄杏寿郎と、鬼殺隊「癸」甘露寺蜜璃が稽古をしていました。

炎の呼吸から恋の呼吸が派生したのは、公式ファンブックで公表されているので、有名な話ですね。蜜璃ちゃんは、煉獄さんの弟子(育て?)だったわけです。

最後の方で煉獄さんが蜜璃ちゃんの育てだと言っているのでそうなんだろうけど・・・育てって柱じゃなくてもなれるの?という疑問は置いておきましょう 笑

稽古の途中で休憩をしているところに、鎹烏(かすがいがらす)が柱合会議(ちゅうごうかいぎ)に向かうよう伝令を伝えにやってきました。

柱合会議に向かったのは・・・炎柱の父親・槇寿郎(しんじゅろう)ではなく、杏寿郎。なぜ?という疑問はのちほど。

ここでひと悶着あったものの、煉獄さんはお館様に任務を言い渡されます。

炎柱である父親の担当地区で、十二鬼月の可能性が高い鬼の情報が入ったから、その討伐任務に当たってほしい・・・

画像引用:『鬼滅の刃 外伝』より

こうして煉獄さんは、仲間や蜜璃ちゃんを率いて鬼の討伐に向かうことになりました。

 

十二鬼月との遭遇・戦闘開始

煉獄さんたちが向かったのは、帝都・東京。

まずは鬼を探し出すため、煉獄さんがてきぱきと指示を出して分散します。しばらくすると・・・突然民家が爆発しました。

鬼が街中に時限爆弾を仕掛けていたのです。

ここに潜んでいたのは、冒頭で登場した瞳に「下弐」という文字が刻まれていた鬼――十二鬼月・下弦の弐。

血鬼術で影の中に銃や爆弾を隠し持ち、鋭い歯が生えていて口から銃を放つ影狼(かげろう)を操る鬼。

煉獄さんはすぐに鬼の居場所を特定して攻撃をしかけました。さすがです!!

なぜか煉獄さんに執着する下弦の弐。煉獄さんの目の前で、大切な人々に拷問して殺す・・・そのために蜜璃ちゃんを捕えようとした下弦の弐に、炎の呼吸で切りかかる煉獄さん。

柱ではないけれど、階級「甲」の強さはハンパない!!!

煉獄さんは蜜璃ちゃんに、他の隊員と共に時限爆弾の解除をするよう指令の変更を伝え、一人で下弦の弐に立ち向かいます。

母親の言葉を思い出しながら、煉獄さんは刀を握る手に力を込め、気合を入れました。

画像引用:『鬼滅の刃 外伝』より

鬼滅の刃では、こうした家族とのつながりが描かれるのも魅力の一つですよね!

 

街の攻防・十二鬼月との激闘・そして柱へ

煉獄さんが下弦の弐との激しいバトルを繰り広げている間、蜜璃ちゃんと隊員たちは必死に爆弾を探します。

そんな彼らに容赦なく襲いかかる影狼。なんと、刀を取り込もうとしてきます!

鬼殺隊員たちは必死に戦いながら街の人たちを守りつつ爆弾探し・・・頑張れ!平隊員たち!

煉獄さんの戦いも佳境に入ってきました。

銃弾が切れた下弦の弐・・・なるほど、取り込むだけの血鬼術だから、銃弾を作り出したりはしないんですね。

どんなに引き金を引いてもカチカチ音がするだけで銃弾は放たれず、キレる下弦の弐。必死に武器を取り出そうとして出てきたのは、一本の刀。

この鬼、どうやら武士だったみたいです。

その刀を手に取り、血鬼術で影を集結してまとった下弦の弐は、自らを佩狼(はいろう)と名乗り、一人の武士として煉獄さんに斬りかかりました。

激しく斬り合いぶつかり合う佩狼と煉獄さん。

ついに、炎の呼吸・奥義、玖の型・煉獄を繰り出し、下弦の弐を討伐!!

画像引用:『鬼滅の刃 外伝』より

十二鬼月を倒したので、柱確定です。

そして、蜜璃ちゃんは力が強いんですよ、隊員さんたち。爆弾は・・・下弦の弐が討伐されたんで、すべて消えたんでしょうね。これで、街に平穏が戻りました。

お館様に報告に上がった煉獄さんは、正式に柱として認められます。

 

母親に向かって心の中で語り掛ける煉獄さん。

「あの日点いた心の火は、今でも絶えずこの胸に。煉獄家の長男として、責務を果たしてみせます、必ず――」

場面は、無限列車での猗窩座との戦いの最終局面でした。

煉獄さんは、最後の力を振り絞って、猗窩座の腕を自身の中に留めました。

「あとは頼みます」

煉獄さんの想いが蜜璃ちゃんや炭治郎に届いたところで、物語は終わりです。

煉獄杏寿郎外伝ネタバレあり前編まとめ

ここでは、煉獄杏寿郎外伝の前編について、細かい部分もまとめてお伝えしていきます。

 

煉獄家の道場で煉獄さんと蜜璃ちゃんが稽古をしている際、煉獄さんの弟・千寿郎(せんじゅろう)君が持ってきたおやつは、桜餅とすいーとぽていとでした。

まだ稽古中だと言う煉獄さんでしたが、千寿郎君の「薩摩芋の菓子もありますよ?」の一言で「・・・休憩だー!」と叫ぶ姿がかわいいです 笑

ファンブックには、煉獄さんの好物は「さつまいもの味噌汁」と記載されていたので、きっと薩摩芋が好きなんですね!

休憩をしながら煉獄さんは、思い出したように蜜璃ちゃんに羽織を渡しました。最終選別を突破した蜜璃ちゃんへのお祝いです!

画像引用:『鬼滅の刃 外伝』より

半年で最終選抜合格とは・・・蜜璃ちゃん、凄いです!!

ここで、支給された隊服を披露するのですが、「なんだその恰好は!!」と驚かれてしまいます。まぁ・・・あの恰好ですからね。

公式と言われたと説明する蜜璃ちゃんと、公式なら仕方ないな!と納得する煉獄さん。それを見ながら「(困った・・・よくわからない)」と困惑する千寿郎君。

ズレている2人と、ズレていない1人、3人の様子がちょっとだけ面白いです^^

そこに、鎹烏が柱合会議に向かうよう、伝令を伝えに来ました。

煉獄さんは炎柱である父親に伝えに行きましたが・・・「行きたければお前が行け」

オイオイ・・・^^;

それで煉獄さんが柱合会議に向かったわけですが、盛大に絡んできたのが風柱・不死川実弥(しなずがわ・さねみ)。

画像引用:『鬼滅の刃 外伝』より

やり返してこいやぁ!の不死川さんに対する煉獄さんの対応。まぁ、正論ですがズレてます 笑

この時柱合会議にいたのは、岩柱・悲鳴嶼行冥(ひめじま・ぎょうめい)、風柱・不死川実弥、音柱・宇髄天元(うずい・てんげん)、蟲柱・胡蝶しのぶ(こちょう・しのぶ)、水柱・冨岡義勇(とみおか・ぎゆう)。

煉獄さんはもっと古株なのかと思っていたので意外でした。

こうして、柱合会議で十二鬼月の討伐を言い渡されて、煉獄さんは帝都・東京に向かいました。

そこで会った十二鬼月は、煉獄さんと誰かを勘違いしているようでしたが・・・どうやら、その相手は父親のようでしたね。酒を手に任務についている描写がありました。

煉獄さんは気がついていませんが。

きっぱりと初対面だと言い切った煉獄さんに、奇声をあげながら自らの頭を撃ち抜く下弦の弐。この鬼・・・こうやって何回も自分の頭を撃ってるんで、脳が損傷しててだんだん記憶が曖昧なようです 笑

画像引用:『鬼滅の刃 外伝』より

鬼も脳に障害が起こるんですね~。

ちょっとアホっぽい鬼ですが、あちこちから銃を出してきて攻撃してくるので、なかなかに強いです。そして、血鬼術で作り出している影は刀を取り込もうとします。

爆弾と銃弾で、煉獄さんはダメージを負いますが、そんなにすぐにやられてしまう煉獄さんではありません。

蜜璃ちゃんを捕えに行った下弦の弐に、炎の呼吸で斬りかかります。そして、「お前の怨恨ごと俺が斬り伏せる!」と対峙するのでした。

煉獄杏寿郎外伝ネタバレあり後篇まとめ

煉獄さんが十二鬼月と戦ってくれている間に、蜜璃ちゃんと隊員たちは必死に爆弾を探します。

画像引用:『鬼滅の刃 外伝』より

爆弾の解除方法まで教えてくれるなんて・・・鎹烏、凄いですね!!

でも、そう簡単には解除させてくれないのが、物語の定め。

下弦の弐が放った影狼が襲ってきます。しかも、近くには一般市民も!弱音を吐いていた蜜璃ちゃんでしたが、とっさに体が動きました。

画像引用:『鬼滅の刃 外伝』より

このあと、蜜璃ちゃんはこの親子を守るために、必死に影狼と戦います。その戦いの中で、自分がなぜ鬼殺隊に入ったのかを思い出します。

その理由は、素敵な殿方を探すことと・・・自分らしくいられる場所を探すため。

こうして、戦いの中に自分らしさを追求していき――

画像引用:『鬼滅の刃 外伝』より

はい、恋の呼吸の原型です。

このあと、この親子に「ありがとう」と言われるんですが、そのくだりが何だかうるっときてしまいました。

 

煉獄さんの方の戦いも佳境に入りました。人間だったころの記憶を思い出した下弦の弐。最終形態(?)のような姿に変わり、今までとは違った意気込みで煉獄さんに斬りかかります。

それに対し、煉獄さんも心を奮い立たせて必死に刀を振り続けます。そして――

 

画像引用:『鬼滅の刃 外伝』より

下弦の弐・佩狼は、「・・・いい太刀筋だ」と言いながら消滅していきました。

もう奥義が使えていたんですね、煉獄さん。毎日鍛錬に励んだ結果です。

こうして、規定をクリアした煉獄さんは柱へと昇格します。ですので、飲んだくれていた父親は柱から降格・・・というわけですね。鬼殺隊からの除名は・・・なさそうですね。

最後、煉獄さんの想いが受け継がれていく描写は、ここでは上手くお伝えできなそうなので、ぜひ書店へGO!です。

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まとめ

『鬼滅の刃 煉獄杏寿郎外伝』について、ネタバレを含みながらあらすじをお伝えしてきましたがいかがでしたか?

この物語は、煉獄さんが柱になったきっかけや、蜜璃ちゃんが恋の呼吸のきっかけをつかむお話でした。

煉獄さんが柱になったのは、そんなに昔のことではないということがわかりましたが、それでもあれだけ皆に信頼されていたというのは、その人柄とか実力故にということなんでしょうね!

作中で感動を与えてくれた煉獄さんの想いは、これを読んだ皆の心に残ります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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