鈴木誠也選手の高校は?ドラフト会議は?同世代のプロは?徹底調査【動画あり】

メジャーリーグのカブスで大活躍中の鈴木誠也選手

日本にいたときは、広島東洋カープ不動の4番打者であり、昨年の東京オリンピックも日本チームの4番打者としてオリンピック野球初優勝に貢献していました。

この記事では、高校時代の鈴木誠也選手の活躍、どういった経緯で広島東京カープに入団したのか、同世代のプロ野球選手の活躍は?という点を徹底調査しました。

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鈴木誠也選手の高校は?

鈴木選手は東京都出身で、都内の二松学舎大学付属高校出身です。

引用:二松学舎大学付属高等学校

二松学舎大学付属高校は超激戦区東京都の強豪校の1校で、甲子園大会には春の選抜大会6回、夏の選手権大会4回出場しています。

第54回選抜大会(1982年)では準優勝しています。(ちなみに優勝はPL学園)

鈴木誠也選手は、甲子園常連校の帝京高校を初め、40の高校からスカウトがきた中で二松学舎大学付属高校に入学します。

高校入学後、1年の秋からエース格としてマウンドを守ります。

140キロ台半ばのストレート、多彩な変化球を投げ分け、

打者としても通算43本のホームランを打ち、また、広角に打ち分ける技術も持っていました。

 

2年生の夏の選手権東東京大会では準決勝まで進むも、関東第一高校にコールド負けを喫します。

高校生最後の夏の東東京大会は準々決勝で成立学園高校に6対8と惜敗します。

(成立学園高校はこの年甲子園大会初出場します。)

プロ野球も注目する実力を持つ鈴木選手でしたが、甲子園大会への出場はありませんでした。

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鈴木誠也選手はドラフト2位で指名

2012年のドラフト前。広島東洋カープはショートを守れる2人の選手の選択に悩んでいました。

一人は鈴木選手で高校時代は投手ながら、プロ入り後は内野手になると噂されていました。

もう一人は光星学院高校(現八戸学院光星高校)の北條史也(現阪神)でした。

北條選手は3季連続甲子園出場して春夏連続準優勝。一大会4本塁打を打ち、最多タイの通算29打点を上げたスラッガー。

一方、鈴木選手は甲子園大会未出場。

ドラフト指名は北條選手に傾いていました。しかし、尾形スカウトは鈴木選手を推します。

引用:安芸の者がゆく

尾形スカウトは鈴木誠也選手を高校1年のときからスカウティングしており、潜在能力は北條選手よりも上回ると確信していました。

ドラフト前の編成会議では「鈴木選手は下位指名でも良いのでは」の意見があるも、尾形スカウトは

「下位指名では絶対取れない選手」と言ったそうです。

最終的には尾形スカウトの意見が通り、ドラフト2位で指名し、「広島東洋カープ鈴木誠也」が

誕生しました。

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鈴木誠也選手の同世代選手の活躍

鈴木誠也選手と同世代の選手はプロ野球12球団に39名在籍しています。(2022年4月現在)

その中で、活躍注目されている選手を紹介します。

藤浪晋太郎選手(投手)

出身校・球歴 大阪桐蔭高校から2012年ドラフト1位で阪神に指名入団

長身細身の体ながら、150km/h半ばのストレートと切れのあるスライダー、フォークボールを投げ、大阪桐蔭高校を甲子園大会春夏連覇の偉業を達成しました。

高卒ルーキーとして1年目から大活躍。1年目10勝、2年目11勝、3年目14勝と3年連続2桁勝利を上げ、1年目は新人特別賞、3年目には奪三振数221個で最多奪三振賞を受賞しました。

セントラルリーグの奪三振数では常に上位である反面、四死球を出して自滅して負けるパターンも多くあり、4年目以降は勝ち星も1桁と低迷、先発からリリーフに配置転換されるケースも多くなり、

今年も本調子でなく未勝利です。

昨年は自己最速となる161km/hを出し、まだまだ計り知れないポテンシャルを持っているです。

ファンも1年目のような圧倒的なボールで打者を抑えて勝ち星をあげることを期待しています。

西川龍馬選手(外野手)

出身校・球歴 敦賀気比高校から社会人王子を経て、2015年ドラフト5位で広島に指名入団。

巧なバットコントロールで安打を量産するアベレージバッター。足も速く、内野手登録でしたが

ほとんど外野手を守ります。

ドラフト5位指名ながら、1年目から開幕一軍で迎え、実働6年間で打率.280の成績を残し

ています。

鈴木選手が4番、西川選手が3番とクリンアップを組むこともありました。

ワンバウンドやインコース高めの完全なボール球を本塁打することもあり、ファンからは「天才」

と呼ばれています。

 

佐々木千隼選手(投手)

出身校・球歴 日野高校から桜美林大学を経て、2016年ドラフト1位で千葉ロッテに指名入団。

スリークォーターからの投球フォームで150km/hを超えるストレートと、シンカー、スライダーな

ど6種類の変化球を投げる。

入団3年間は故障などもあり、一軍二軍をいったりきたりしていましたが、4年目の昨年は先発から

リリーフに転向し、キャリアハイの8勝1敗1S防御率1.26、チーム最多の34ホールドポイン

トをマークする成績を上げ、名実ともに千葉ロッテのセットアッパーと成長。

鈴木選手とは、出身が同じ東京都であったが、高校時代公式戦での対戦はありませんでした。

この2人は高校2年の時に東京都選抜チームに選ばれます。

佐々木選手は当時、鈴木選手のプレーを見て、いずれは追い越してやろうという気持ちが強くなり、

彼の存在が今の自分はなかったと、語っていました。

今年は大事な場面でも打ち込まれることが、まだ調子が上がってきていませんが、ペナントレース後半

では必ず佐々木選手の力が必要になると、ファンも待っています。

もうひとり忘れてはいけません。

現在、メジャーリーグで大活躍、いや世界中から注目されている大谷翔平選手も同世代です。

大谷翔平選手(投手)

出身校・球歴 花巻東高校から2012年ドラフト1位で北海道日本ハムに指名入団。

オーバースローから最速160km/h超えるストレートが主体ですが、

150km/hに迫るフォークボールやカットボール、鋭くブレーキのかかるスライダーも投げ、

プロ野球実働5年で42勝をあげました。

打者としても、通算打率.286、打点166、ホームラン48本の記録を残します。

入団当時、栗山監督が大谷選手を“二刀流”で育てることを公言したことは有名ですが、

公言通りの成績を残し、2017年シーズン終了後、メジャーリーグロサンゼルス・エンジェルス

と契約します。

メジャーリーグでは3年目の昨年は投手として、9勝2敗、防御率3.18でチームの勝ち頭に

なり、打者では打率.257、打点100、本塁打はアメリカンリーグ3位の46本の成績を残し

ました。

 

鈴木選手とはリーグが違うので、なかなか対戦する機会はないですが、交流戦での対戦を見てみた

いものです。

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まとめ

今回は鈴木誠也選手の高校時代から広島東洋カープ入団するまでの経緯、同世代の選手の活躍

について調査しました。

今年からはメジャーリーグのシカゴカブスに移籍しました。

日本でプレーを見られなくなり、少しさみしい感じがしますが、

アメリカでの鈴木誠也選手の活躍が楽しみです。

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