節分でいわしを食べる地域とは?おすすめの食べ方や飾り方も!

節分といえば「豆まき」が一般的ですよね。

最近では「恵方巻」も全国的に広まってきて、豆まきとセットになっています。

ところで皆さんは、節分に「いわし」を食べる地域があることをご存じでしょうか?実は、古くからある風習なのだそうです。

そんな節分のいわしについて、いわしを食べる地域と、おすすめの食べ方、飾り方を調査してみました!

ぜひ最後まで読んでみてください!

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節分でいわしを食べる地域はどこ?

 

画像引用:pixabay

節分にいわしを食べる地域は限定的で、奈良県を中心とした西日本が主で、福島や関東の一部でも食べられているようですが一般的ではないようです。

ちなみに、四国ではこんにゃく、関東ではけんちん汁を食べる風習があるのだとか。昔からの風習っておもしろいですよね!

そもそもなぜいわしを食べるようになったのか、節分の起源をたどっていくと、平安時代までさかのぼるようです。

 

「いわし」は魔除けとして飾られていた

そもそもいわしは、食べたのが先ではなくて魔除けとして飾られたのが先です。

節分というのは季節の変わり目である「四立(しりゅう)」、立春・立夏・立秋・立冬の前日のことで、新しい季節を迎えるにあたり、邪気が入らないようにと魔除けの儀式が行われていました。

その儀式で使われていたのが「いわし」です。

時代と共にその形が変わっていき、年に1回、旧暦では1年の始まりの立春の前日行う節分の風習が残り、現在の節分の形になりました。

なぜいわしが魔除け?

そこには、昔の人の豊かな想像力が関係していました!

 

はじまりは「いわし」ではなく「ぼら」

 

画像引用:旬の食材百科

平安時代には、いわしではなく「ぼら」という魚が飾られていたようです。しかも、魔除けではなく神様を家に留めるために。

どういうことでしょうね?

平安時代は家の中には神様はいないとされていて、福の神を外から招き入れるという考え方が一般的でした。そのため「鰡」という漢字のぼらを飾って、神様を家に留めておこうと考えたんです。

平安時代には「鬼」という言葉はなく、「邪悪なもの」とされていました。それが室町時代に入ると「邪悪なもの」がいつの間にか「鬼」になっていたそうです。

戦国時代にだんだん鬼のイメージが固まり始め、ポルトガル人など外国人が入国してきたことで、鬼のイメージに巻き毛とか赤い肌というのが加わり、日本人とは違う姿=異質な姿としてとらえられるようになりました。

こうして、鬼は異質なものとか異形のものとされ、現在の鬼のイメージみたいなのが出来上がったんですね。

画像引用:ぱくたそ

そんな鬼は家の中に留めておくわけにはいかない!

こうして「鬼は外」という概念が生まれたわけです。

そうすると、飾るのが「鰡」ではまずい。そこで登場したのがいわしです。

いわしは漢字で書くと「鰯」。魚に弱いという文字ですね。そしてその読み方から「賤しい(いやしい)」

室町時代の人たちは考えました。弱い、賤しい、そんな臭いがついてしまったら、鬼は自分が弱く賤しくなってしまうと思うのでは?ということは、鬼は「鰯」の臭いが嫌いなはず!

こうして、「ぼら」ではなく「いわし」が飾られるようになりました。

そんないわしを家の中で焼けば、家じゅうが臭い煙におおわれて、鬼は入ってこられなくなる。だから、いわしを焼いて食べる・・・こうしていわしは食べられるようになったわけです。

いわしを食べることで、体から邪気を払うということにもつながりますね。

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関西を中心に食べられている「いわし」

節分にいわしを食べるというのは昔からある風習だということがわかりましたが、残念ながらなぜ関西や福島、関東の一部にその風習が残っているのかはわかりませんでした。

昔からの風習が残っているというのは素晴らしいことだし、これからも引き継いでいってほしい文化ですよね(^^♪

節分に鰯を食べるというのは、体の邪気を払うという意味合いもありますが、鰯の栄養価が高いことから「無病息災」を願う意味も込められるようになりました。

昔の人は、栄養価などは知識としてはなかったでしょうから、生活の中でその栄養価に気がついていたのかもしれませんね!

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節分・おすすめの食べ方を紹介

いわしは塩焼きにするのが節分の習わし(煙がたくさん出るようです)らしいのですが、他にもおいしそうな食べ方があったのでご紹介します♪

鰯の梅煮やつみれ汁にする人が多いようでした。鰯の香油漬け、とても気になります!

それにしても、どれも美味しそうですね(^^♪

梅煮とつみれ汁はYouTubeの作り方がわかりやすかったので参考にしてみてください!

他にも鰯の梅チーズ焼きや蒲焼き丼もおいしそうでしたよ♪

こちらは、鰯が丸ごと食べられるレシピです!

節分・いわしの飾り方とは?

節分にいわしを飾るのは、新しい季節を迎えるにあたり、邪気が入らないようにと行われていた魔除けの儀式でいわしが飾られていたからだ、ということを最初の章でお伝えしました。

もともとは魔除けとしてではなく、神様を留めるために「ぼら」を使っていたのが、時代の流れと共に「鬼」を寄せ付けないようにするために「いわし」が使われるようになったんでしたね。

そして、年に4回行われていた節分の儀式は、現在では年に1回、立春の前日である2月3日(たまにずれます)に行われるようになりました。

 

節分がたまにずれる理由

1年は365日ですが、厳密には365.2422日なので、ぴったり365日なわけではありません。それを、うるう年を設けて調整しているのですが、それでもビミョーにずれが生じます。

その「ずれ」によって立春の日が変わるんですね。そのために、たまーに節分が違う日になるわけです。

ちなみに・・・1984年(昭和59年)は2月4日、2021年が2月2日。次回2月2日になるのは2025年だそうですので、カレンダーをチェックしないとですね!

 

そんな節分の儀式。いわしを飾る地域も限定されているようなので、知らない人も多いのでは?

私も初めて見たときに「何の嫌がらせだ!?」と思ったくらいです!笑

いわしの飾り方を調べてみました♪

まず、飾るいわしはこんな感じのものです。

画像引用:Twitter

これは、「柊鰯(ひいらぎいわし)」と呼ばれるもので、柊の小枝に焼いたいわしの頭を刺したもので、西日本の方では「焼嗅(やいかがし、やっかがし、やいくさし、やきさし)」と呼ばれているようです。

なぜ柊を使うのかというと、柊の葉っぱのギザギザが鬼の目突きと呼ばれているからです。鬼の目を突いて追い払う、そんな感じですね。

作り方は簡単(^^♪

柊鰯の作り方

材料:いわし、柊の小枝

作り方

①いわしの頭をグリルや七輪などでこんがりと焼きます(塩焼きで食べる場合には、丸ごと焼いてから頭を切っても良いですよ♪)

②柊の小枝の先に、エラから目に向かって突き刺します。鬼の目突きを意味するそうです。

出来上がった柊鰯は玄関の外に飾ります。場所は、戸口や軒下、門戸など。目につくところに飾りましょう。

最近ではマンションの方も多く、臭いなどご近所とのトラブルにもつながる可能性がありますので、玄関先に飾ることをおすすめします。

部屋の中では鬼が入ってきてしまいますから!

飾る日は当日に焼いて飾るのが一般的で、特に決まりはないです。飾っておく期間も、特に決まりはないようですね。

  • 当日に片づける
  • 翌日に片づける
  • 2月いっぱい
  • 2月19日まで
  • ひな祭りまで
  • 1年間

猫に食べられるまでなんて人もいるようですよ!笑

臭いが気になる人は、こんなかわいい折り紙の柊鰯を飾るのもいいかもしれませんね(*^-^*)

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まとめ

節分に食べる「いわし」についてまとめてみましたがいかがでしたか?

節分にいわしを飾る起源は平安時代から続くもので、もともとは「ぼら」でした。

神様を家に留めるために飾っていた「ぼら」が、鬼を寄せ付けないようにするための「いわし」になり、邪気を払って無病息災を願って食べる・・・伝統行事のことを調べてみると、昔の人がどんなことを考えて行ってきたのかがわかって面白いですよね。

なぜ、西日本や福島、関東の一部でしかいわしを食べる風習がないのかはわかりませんでしたが、昔は日本の中心が西の方だったこととか、そこからやって来た人が関東の一部にいたのかなという推測はできます。

なんにしても、柊鰯を初めて見る人には衝撃が強いです!ということは間違いありません笑

最後までお読みいただきありがとうございました。

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