2021年の年末に行われた全日本フィギュアスケート選手権。
北京オリンピックの代表選考も兼ねていた大会で叩き出された、羽生結弦選手の今季最高得点!
今回は、羽生結弦選手の2021全日本フィギュアスケート選手権での今季最高得点の大活躍についてご紹介いたします。
Contents
羽生結弦が世界最高得点!合計得点は322.36点!
まずは今季最高をマークした羽生結弦選手の得点についてご紹介します。
羽生結弦の最高得点
(引用:公益財団法人 日本スケート連盟)
早速ですが、羽生結弦選手の今大会での得点を見てみましょう。
SP:111.31点(技術点62.28 演技構成点49.03)
FS:221.05点(技術点114.25 演技構成点96.80)
合計:322.36点
をマークしました。
この得点かなりすごいものなのですが、それ理解するためには、フィギュアの得点の出し方を少し理解しておく必要があると思うので、紹介します。
フィギュアの得点の出し方
フィギュアスケートは、ジャンプ、ステップ、スピンなどで「自分で選んだ音楽の曲想を表現する」競技です。
2回の演技の合計点で順位が決まります。
ショートプログラム(SP):演技時間2分30~50秒
フリースケーティング(FS):演技時間4分00~20秒
それぞれに入れるべき技の種類や数に細かい決まりがあります。
一番好きかも
「信じろ」 pic.twitter.com/d3c3wypMMo
— 😼MyuzU🍓(みゅ) (@yuzumiyuzu12) January 18, 2022
点数についてもう少し詳しく見てみると、2つの点数のつけ方があります。
技術点(トータルエレメンツスコア):それぞれの技ごとに与えられている得点を総合したもの
演技構成点(プログラムコンポーネンツスコア):演技内容を5つの項目それぞれを10点満点で評価したもの
羽生結弦選手の演技のすごさを知るために、さらに詳しく見ていきます。
先ほど紹介した「演技構成点」(プログラムコンポーネンツスコア)の5つの項目とは、
- スケーティング技術
- 技と技のつなぎ
- パフォーマンス
- 振付
- 音楽表現
となっています。
演技を見ていると、どうしても技の成功・失敗が気になりますよね。
しかし、それだけではなく音楽に合わせた表現ができているか、緩急があるか、バランスの良いプログラムになっているか、なども見られているということになります。
元国際審判員の杉田秀男さん
「神懸かっていた」
「彼の体から音楽が出ていた」
「周りの審判仲間も全員10点と言っていた」羽生結弦 “曲の解釈” 10点 目撃した元審判員も大絶賛「彼の体から音楽が出ていた」#フィギュアスケート #羽生結弦 #全日本フィギュア https://t.co/s1ZNvTHAQW
— 東スポ・オリパラ取材班 (@tospo_olympic) December 24, 2021
羽生結弦の活躍の理由
羽生結弦選手、音楽鑑賞が趣味だそうです。
その趣味の影響だと思うのですが、フィギュアの演技構成ポイントとセンスの良さがつながっているのだと思いました。
また、羽生結弦選手は他の選手にできないような技の入り方をしていたり、それぞれの技の出来栄えが高かったりすることで、高い得点を出すことができるといいます。
ただ…ジャンプを飛べば良いのでは無い!しなやかな✨ステップやスピン✨美しい!高さのあるジャンプ💫今は羽生結弦選手にしか出来ない! pic.twitter.com/kw4MBnQ44e
— jin (@jin03097351) January 20, 2022
ものすごい努力と強いメンタルが武器となって、羽生結弦選手は活躍されているのですね。
羽生結弦が4回転アクセルに挑戦!
今回の大会では、羽生結弦選手は4回転アクセルという大技に挑戦されました。
デイリー連載第2部
2020年1月 27日(月)
「4回転アクセルのために生きてる」 pic.twitter.com/BtEbIJYvpZ— まっぴぃ (@mappy_yuzu4U) January 26, 2020
非常に強い思い入れが感じられますよね。
ジャンプにはいくつかの種類がありますが、その中でも、「アクセル」は最高難度のジャンプとなっています。
アクセルとは唯一前向きに踏み切るジャンプで、半回転多く回ることになります。
この4回転アクセルという技を公式の試合で成功させた選手は、今のところいません。
まさに羽生結弦選手は前人未到の大技に挑戦しているところなのです!
今大会では回転不足のために4回転アクセルという認定はされませんでしたが、世界で初めて4回転アクセルに挑戦して立った選手となりました。
4回転アクセルについて、羽生結弦選手は「なんかできる気がしてきた」と言っているそうです。
羽生選手が壮絶な4Aの練習を初めて見せて下さったGPF2019
その大会直後にTwitterを始めた私は、「美しき4A」という名前を選びました。成功への祈りとその日が来る確信を込めて。
もうすぐ、もうすぐですね❣️#羽生結弦 #YuzuruHanyu #羽生結弦選手の夢が叶いますように
📸スポニチ小海途良幹氏 pic.twitter.com/Z5Lzf1d8iv— 美しき4A (@hjsxR7Dm7bxXz36) January 19, 2022
羽生結弦選手、この4回転アクセルのジャンプを武器に北京オリンピックに望むべく、準備を進めているそうです。
今日は、久しぶりの青空です🌈✨
昨日の読売新聞に、旬のニュースや写真を紹介する特集で、12月28日は、北京五輪特集の記事で三連覇に向けて代表に内定した羽生結弦選手が、前人未到の四回転半ジャンプに挑む事が紹介されていてやはり注目度が物凄いですね🥰💖💖#羽生結弦選手4A成功三連覇 pic.twitter.com/6Tbru2WK8g— 🍓🍮ゆづ🥇🥇🥇るみ🍓🍮 (@yuzurumi1456) January 17, 2022
元体操選手の白井健三さんも、「未知の領域への挑戦、心から応援しています」と羽生結弦選手へメッセージを送っています!
羽生結弦選手が白井健三さんの動画を参考にされているとのことで、白井健三さんがアドバイスもされています。
大変恐縮ながら羽生結弦選手の4アクセルに関して少しだけアドバイスをさせていただきました🙇♂️
僕の動画を参考に見てくださっているそうなのでお役に立てれば幸いです😌
未知の領域への挑戦、心から応援しています👍
— Kenzo shirai (@kenzo8824) January 17, 2022
ぜひ、この大技を大会で成功させて欲しいですね!
羽生結弦が2021全日本選手権で圧巻V
羽生結弦選手は、2年連続6度目の全日本選手権での優勝となりました。
準優勝の宇野昌磨選手の総合得点は295.82点でした。
優勝の羽生結弦選手は322.36点でしたので、27点以上もの差をつけての優勝となりました。
過去の大会においては、なんとSPで世界記録となる111.82点を記録されています。
また、羽生結弦選手は全日本選手権での優勝により、見事3大会連続でオリンピックへ出場することとなりました!
しかも3度ともにトップクラス、メダル候補としての参加だもんね。競技者寿命が短いフィギュアスケートシングル選手として、これは凄いことだと思う。 >RT pic.twitter.com/E3g4XinwKX
— 淡墨桜☆氷結🍮 __⛸__,。・:*・゚4A໒꒱_________ (@amanitafrozen) January 17, 2022
羽生結弦選手、2014年ソチオリンピックで優勝、2018年平昌オリンピックで連覇されています。
すぽーつ うおっちゃー
オリンピック3連覇を狙う
羽生結弦選手「みなさんの夢が叶ってほしいから
滑り続けています
それはイコール自分の夢だから
北京五輪に向けて一番うまい自分に
なれるように頑張っていきたい」 pic.twitter.com/aZ5byVbiJe— miruru💗 (@miruru1207yuzu) January 18, 2022
今回の2022年北京オリンピックはどうなるのか、非常に楽しみです!
まとめ
いよいよ2月4日から始まる予定の北京オリンピック!
羽生結弦選手がどのような演技をされるのか、非常に楽しみですね!
素敵な演技を心待ちにしています。
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